ハナさんのおきゃくさま | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います

コロナウィルス騒ぎのさなか、

最近癒やしを求めてでしょうか?

私は童話を読み返す事が多くなっています。

『ハナさんのおきゃくさま』は

『魔女の宅急便』の作者

角野栄子さんが描いた童話です。

ハナさんという、おもてなし大好きなおばあさんのお話です。

ハナさんはご主人を亡くして

息子さんもご結婚なさって外国ぐらしをする事になったので、町はずれの一軒家で一人暮らしを始めます。

寂しいかって?

イエイエ。

ハナさんのところには、

山姥や1つ目小僧、雪だるま達がひっきりなしにおきゃくさまに来るから、寂しがっているヒマはありません。

きっと、人間の世界は今はコロナウィルスで

なるべく他人とのふれあいを避けて居ますが

ハナさんのおうちは、きっと千客万来に違いありませんね。

何しろハナさんは、

御自分の事を

『おもてなし屋さん』と言っていて、

おきゃくさまがたとえ

お化けであっても

気持ちよくすごせるような


おもてなし上手ですから。