
若いトロンボーン奏者のグレン・ミラーは
編曲に専念するために名門楽団に入ったものの退団してしまいました。
せっかく質屋通いをする貧乏暮らしからは抜け出せたと言うのにです。
あくまでも自分の音楽を追求したいグレン・ミラーと
彼を支える妻ヘレンとの愛情溢れる家族愛が描かれています。
ルイ・アームストロング本人も出演しています。
しかし第二次世界大戦の時に彼を載せた飛行機は
英仏海峡で行方不明になってしまうのです。
ラストは切ないです。
グレン・ミラーがいたから、ジャズのビッグバンドはこれだけ有名になったんだと納得しました。
聴いたことのある曲が作品の中で次々と流れるのが嬉しかったです。
ジャズファン、特にビッグバンドが好きな人には
機会があったら是非とも見て欲しい作品です。
作中で演奏されたのはこの9曲です。
①ムーンライトセレナーデ
②真珠の首飾り
③ペンシルバニア6-5000
④タキシードジャンクション
⑤セントルイスブルースマーチ
⑥イン・ザ・ムード
⑦チャタヌーガ・チュー・チュー
⑧アメリカン・パトロール
⑨茶色の小瓶