戦艦ワルキューレの航海日誌32 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います


戦艦ワルキューレと
みらあじゅ艦長のファーストコンタクト
🤗🤗😋😋😋😋😋😁😁😁😁😁👻👻👻👻😒😒😒😒🤐🤐😬🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔
ワルキューレの回想のモノローグ

はじめて副長に伴われて俺のところに来た時には、俺は、自分の目を疑ったものだった。

こんなチビの、少女とも言えそうな若い女性が艦長だと。
しかも士官学校出ていないのに、大佐だと。

信じられない。

地球人の母と
エイリアンの天才科学者、俺の設計者でも有るチャレンジャー博士との間に生まれて地球で育った一人娘だそうだが。

一応、地球人の成人女性では有るらしい。

華奢でいかにもひ弱そうに見えた。
抜けるような色白だ。
童顔に見える丸顔。

こんなお嬢ちゃんに、クルーが全員エイリアンでアクの強い我が戦艦の艦長が務まるのだろうか。

ひ弱な分は智力で補ってもらわなければ。メインコンピュータからダイレクトインプットが必要かな。

そんな事を考えていた矢先に事件が起きた。

えーえーえー口笛えーえー口笛口笛口笛口笛口笛口笛口笛えー

機関長のグリズリー星人が、おそらく新米の艦長を試そうとしたのだろう。

いきなり艦長に襲いかかろうとしたのだ。
しかしその時にみらあじゅ艦長の姿は一瞬消えていた。
そう、まるで加速装置がついているかのように(笑)

次の瞬間。素早く身を交わしたみらあじゅ艦長の姿は

機関長の頭上にあった。

「あらあらくまさん(´(ェ)`)私はこちらよ。鬼ごっこしましょう。」

余裕綽々のみらあじゅ艦長。

グリズリー機関長の鉤爪は虚しく空を切り

挙げ句の果にブリッジのドアに頭をぶつけて伸びてしまった。

この新米艦長恐るべし(((;ꏿ_ꏿ;)))(‘◉⌓◉’)w(°o°)w

クルーがそう思った瞬間だった。
「私は新米艦長のみらあじゅです。皆様自由と平和を大切にね。無駄な戦いはやめようね。」

みらあじゅ艦長とのファーストコンタクトはこんな具合だった。

その他、みらあじゅ艦長はテキパキとワープ航法の指示を出して俺達の航海が始まった。