マサの事件簿 宮部みゆき著 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います

移動中の電車の中で

宮部みゆき著の「心とろかすような マサの事件簿」を読んでいました。


短編集で、同じく宮部みゆき著の「パーフェクトブルー」の続編です。
主人公は年老いた警察犬のマサです。
犬の目からみた人間模様を綴った探偵物語です。

蓮見探偵事務所の所長と、その長女で探偵事務所勤務の加代ちゃん。絵が上手い高校生の次女の糸ちゃん。
パーフェクトブルーでも出ていた高校生の諸岡進也君。スナック「ラ・シーナ」のマスター椎名さん。

東京下町の探偵事務所を中心に色々な事件が展開します。それを鋭く、時には温かく見守る警察犬マサ。

なにかが擬人化して物語を綴って行くと言う点で、私の参考になった話です。

残念ながら、マサの話は
パーフェクトブルーとこの短編集のみなので、私としては宮部みゆきさんが新作を書いて欲しいところですよ。

私のお気に入りの作家さんの1人です(◠‿・)—☆