戦艦ワルキューレの航海日誌 新年特別編2 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います


私はワルキューレ。

普通は船長が男で

船は女らしいが

私の艦長は、お転婆娘だから

私は男ということにしておこう。

最初みらあじゅが艦長とわかって私は不安だった。

こんな華奢な若い娘に艦長が務まるのか?

いくらみらあじゅのお父上が私を作ったとは言え。

しかもこのお転婆娘、なかなか無鉄砲でハラハラする。

鼻持ちならないバーサーカー所長の監獄に、

囚われたクルーを助ける為に単身乗り込むとは。

もっとも副長が艦長の護衛の為に同行したが。

キャプテン、早くデッキの艦長席にお戻りください。

あとは私が粉砕しますから。



私はワルキューレ。

自由意志を持った宇宙戦艦。