加門七海さんの「猫怪々」 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います



ホラー作家の加門七海さんが、棄てられた仔猫を拾ったて家で飼うようになったら、さまざまなモノノケが家を訪れるようになったというエピソードいっぱいの文庫本です。

猫が好きな人、そしてホラーが好きな人にはオススメの一冊です。

冒頭の、野良猫に優しい地域に加門さんがお引越しして、マンションの部屋にいるもの(妖しいもの)に歓迎されるくだりには、思わず笑みがこぼれてしまいました。

表紙のイラスト「猫すごろく」は愉快爆笑