読売ICTフォーラム2016 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います

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3月24日に、読売新聞本社ビルの読売ホールで開催された講演を聴きにいきました。

IOT・ビッグデータ・人工知能が拓く日本の未来

と題したこの講演。

人工知能のことを、開発するのは危険だとか、人工知能は人類を滅ぼすだのと警鐘を鳴らす科学者がいますが、そんな科学者にこそ、この講演を聴きに来て欲しいなと思いました。

私が何よりも楽しみで、興味を惹かれたのが
「人工知能の進化と未来~ディープラーニングの先にあるもの~」とタイトルされた

東京大学大学院工学系研究科特認准教授の
松尾 豊氏の講演でした。
30分があっという間でした。

最近でも囲碁で人工知能が人間に勝利したというニュースが世間を賑わせていました。

松尾豊氏のお話しだと、囲碁のような思考ゲームというのは人工知能にとっては、以前は難しい課題だったし、絵を認識するのが難しかったというのです。

思考ゲームで人工知能が人間に勝利するのも、もう少し先の話と思われていたのに、予想よりも人工知能はディープラーニングによって進化した結果、囲碁にも勝ったそうです。

従来だと、数百万以上ある「変数」の設定を人間が行わなくてはいけなかったそうですが、ディープラーニングによって人間が「変数」を設定しなくても良くなった、人工知能が、いわば勝手に学習してくれるのが、大きな進歩だったそうです。

わくわくする講演、あっという間に終わってしまいました。

また、改めて松尾豊氏の人工知能に関する著作を読んで感想をご紹介したいと思います。