放送大学の公開講座に出席してきました。本日の公開講座は精神医学的にみた夏目漱石―没後百年によせて-学生時代、何の気なしに読んでいた夏目漱石の作品でしたが、今日の公開講座で改めて読みなしてみようかな、という気持ちになりました。夏目漱石は神経衰弱を患っていて、周りの人間が自分のことを悪く言っているとか、つねに監視されているという被害妄想があったり、幻聴があったそうです。東京に居たくないという気持ちが、漱石を松山に向かわせ、傑作「坊っちゃん」が生まれたということに、目から鱗の公開講座でした。