$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


9/9(日)に三重県立図書館に於いて 岩手県大槌町吉里吉里の佐々木格氏による

トークライブ 「風の電話、森の図書館」が行われ 大盛況のうちに無事終了いたしました。


佐々木さんは2011年、震災を受けて「風の電話」を、2012年には「森の図書館」を

ガーデン内に設け被災者の心のケアや子供の感性の育みを中心に活動されております。

$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


この電話には電話線は繋がっていません。

受話器を耳に当てると 風の音 波の音 虫の声 などが聴こえてくるでしょう。

そうしたら もう会えなくなってしまった人に話しかけてみると

自分の思いが伝わるのではないでしょうか。

そのように考えられて 設置された電話だそうです。

亡くなってしまった人 生きていても遠くにいて会えない人 

思いを伝えたい人がいたら この吉里吉里(きりきり)の丘を訪ねてみては

いかがでしょうか。



$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


さて日曜日から一夜明け ロードに乗って峠へ行ってきました。


家から1時間あまり走った所にある もの淋しい峠。 

美しく整備された杉の木立 名前を知らない広葉樹や花々。

峠道にはガードレールは無く、 車一台がようやく通れるほどの道幅。

路面には一面の美しい苔。

そして道のすぐ脇を流れる清流。 

激坂、路面の苔、スリックタイヤ ペダルに力を込めるとホイールスピンし

力を緩めると登れない。

とても苦しいけれど 体の中を血液が何度も何度も循環して全身が木々の香が満たされる。

標高500~600mの峠だが 木立で日光が当たらないので とても涼しい。

アームウォーマーを付けて峠を下る。

苔と落ち葉にタイヤを取られながらズルズル滑りながら下るのが楽しい。

ガードレールが無いので転倒したら沢へ落下するだろうけれど

ガードレールに激突するよりマシかなと思う。

自然の中で息を切らし汗を流していると 自分が健康で世の中に自然があれば

もうそれ以上なにも要らないなぁ。


この辺りには車の通行のない峠が実にたくさんある。

子供とか都会の人とか連れて来たら喜ばれるだろうな。

次は弁当持ってMTBに乗って来てみたい。