$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

昨夜、三重県立図書館にて「朗読コンサート 日本とフィンランドの物語より」と題した催しが行われ、

二十五絃筝奏者の中井智弥さん、カンテレ奏者のエヴァ・アルクラさん、タレントの萩美香さんを

お招きしてミニ・コンサートと朗読のコラボを行い、僕もボランティアスタッフとして参加させて頂きました。

ちょうど読書週間という事と、中井さん&アルクラさんのジャパンツアーのスタートと言うことで

タイミング的に良かったと思います。

上に貼った写真は当日、エヴァ・アルクラさんが演奏に使われたカンテレです。

カンテレと言うのはフィンランドの民族楽器で、琴のように絃が張られており

ボディはグランドピアノのような形状をしていて、筐体の中央にはアコギのような穴があいております。

演奏する所を見た所、全音階でチューニングされているようです。

ボディの端に自転車のWレバーのようなものが並んでおり、それを操作すると半音階上がったり

下がったりしてチョーキングのように使う事も出来るようです。

また、絃は指ではじいたり、フィンガー・ピックではじいたりします。

弦の長さが長く、残響が残りすぎるので弦をはじいた後に肘をチョンと弦にあてて音を消したり

弦の端にピアノの弱音ペダルにあたる板のようなものがついているのでそれを押さえたりして

音が濁らないような工夫をしているようです。





$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

こちらの方がエヴァ・アルクラさん。

普段から中井さんと共に日本とフィンランドを又にかけて活動していらっしゃるせいか

日本語もかなりお上手でいらっしゃいました。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

こちらは二十五絃筝奏者の中井智弥さん。

地元・三重県津市出身。

琴とカンテレの相性も良く、息の合った素晴らしい演奏を聴かせてくれました。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

こちらが朗読して下さったタレントの萩美香さん。三重県津市出身。

フィンランドの童話であるムーミンと日本の童話、さるかに合戦を朗読して下さいました。

子供達も大喜び、大人も童心にかえって聞くことができました。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

手前がカンテレ、奥が二十五絃筝。

$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

こちらは萩さんの台本。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


夜の図書館も静謐な雰囲気で良いものです。

$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


萩さんの素晴らしい朗読に聴衆は物語の世界へ・・・

$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

迫力ある朗読に小さなお子様が「怖いよ~」とビビッておりましたwww

きっとトラウマになっただろうな(笑)。



$~僕がピアノを弾くのを止めてから~



図書館としてもこのような試みは今回初めてでしたが、大盛況に終わりホッとしています。

今後も楽しい企画をして多くの市民の皆さんに図書館に足を運んで頂けたらいいなと思います。


動画は中井智弥さんとエヴァ・アルクラさんの演奏で曲目は「ピウパリパウパリ」と言うフィンランドの童謡です。