こんばんゎ侍k’sです。
あるブログの転用です。涙しました・・・。
「震災 変えた人生観」
仙台市から名古屋市の実家へ、小学生の子供2人と疎開してきた母親からのメール。
以下そのまま掲載してしまう。
我が家に電気が戻ってきたのは4日目、水は14日目、ガスはまだです。缶詰10個を買うのに
雪が降る中、4~5時間並んだり、水をもらうために3~4時間並んだりという生活でした。
余震は最初の1週間は震度3、4が1日に10回程度ありましたが、おととい震度5強がまた来ました。
お風呂にも入れないし。とは言っても津波エリアの皆さんに比べたら、自分たちを被災者と言っては
申し訳ないという意識でした。
でも。新宿へ着いてバスを降りてみたら、街中に電気がついています。車はたくさん走っているけど
救急車はいない。おしゃれな人たちがたくさん休日を楽しんでいます。
荷物を預けた後、3人でケンタッキーに入りました。震災後、初めてのまともな食事です。涙がこみ上げて
きて止まりませんでした。実家に着いてお風呂に入った時は、頭を洗おうとうつむいたら涙が止まらなくて。
ほっとしたのと、まだ仙台でがんばっている人たちに申し訳ない気持ちと・・・。
子供たちも私も、水が出ること、トイレを流せること、お風呂に毎日入れること、雪が降る中、身を寄せ合って
夜を過ごさなくて良いこと・・・。そういう今まで当たり前だったことすべてが、実は当たり前ではなくてすごく
ぜいたくでありがたいことだと身にしみて感じています。子供たちは、この先の人生でとても大事なことを
学んだと思います。
本当の気持ちは経験してないから分らない。
生存の欲求は完全に満たされている生活。
その中でみんな頑張って生きている。
人のせいにせず、
歯をくいしばっている。
生存そのものが脅かされる現状になった時、
私たちはどう感じるのだろう。
考えさせられ、涙が止まらなかった。
震災にあった中学生の話。
「治安が悪くなっている。何してんだ、大人!」
悲しくなってくる。
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