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今日も「お気楽人生」。利害関係に囚われず自分が感じたままを綴っていきます。

 

6/4付某経済紙に不動産融資拡大という記事が掲載されました。ニュース元はこちらの日銀金融レポートのようです。

地域金融機関の不動産業向け貸出の現状
https://www.boj.or.jp/research/brp/fsr/data/fsrb240329b.pdf

以下要旨引用

地域金融機関の不動産業向け貸出は、増加を続けている。感染症拡大前までは居住用賃貸業向け貸出が伸びを牽引していたが、足もとでは、地域銀行を中心に、不動産ファンド向けやコーポレート向けに多い非居住用向け貸出が伸びを牽引しており、ポートフォリオ構成に変化がみられている。各地域金融機関においては、こうした変化を踏まえ、貸出のリスク特性に応じたリスク管理の高度化を図る必要がある。まず、非居住用向け貸出では、対象物件のキャッシュフローが市況変動の影響を受けやすい点を念頭に置きつつ、ストレステストの実施や中間管理の高度化を進めていくことが求められる。また、居住用賃貸業向け貸出では、多くの地域銀行および信用金庫においてリスク管理の充実が図られてきているが、賃貸物件の収益性低下が続くもとで、料下落などのストレスに対する耐性を継続的に確認していくことや、長期固定貸出に伴う金利リスクの蓄積を踏まえたリスク管理が求められる。

引用終わり

 

まあ「コロナ開けに再び不動産業向け融資が拡大しているけど大丈夫!?地域銀行はオフィス向けやファンド向け融資が増えているみたいだけど、景気の波に左右されやすいから家賃下落に本当に気を付けて。そして居住用物件は貸出先を選んで貸倒れリスク回避の努力をしているのは解るけど油断しないで引き続き気を引き締めて融資してね」と日本銀行が各金融機関にアドバイスしているように思えます。

 

オフィス関連の事は解りませんが、居住用であれば私も経験者です。例のカボチャの馬車の融資の件から融資額が減少していましたが、不動産価格上昇に伴って家賃相場も上がってきています(場所によります)から、コロナ開け以降融資が再度拡大しているようです。

とはいえ、弊社近隣の土地価格は踊り場に入ってきた感が強いですから、収益物件価格も高値圏かと私は思っています。相続対策で収益物件取得は常套手段ですが、建築コスト増大もあり、キャッシュフローも取れつつ出口戦略もとりやすい物件はかなり少なくなっているのではないでしょうか。

 

よっしゃ、ここは一発勝負で業務拡大だな!

って、今のお前の信用では無理だよ。先ずは業績アップ(;。;)

 

 

近況報告

5月は問い合わせや案件が繁忙期以上に発生しましたが、ものになったのは2件のみでした。弊社管理物件も直近で鍵渡しがあるものの、募集中の物件は3部屋です。7月末にも退去がありその前までに少しでも空室を埋めるべく色々と思案(ADやFR)のしどころです。