いつも拙いブログにお付き合い頂きありがとうございます。

今日も「お気楽人生」。利害関係に囚われず自分が感じたままを綴っていきます。

 

このブログに出てきた私の後任の読売新聞販売店所長が昨年末に、事業譲渡して廃業していました。また新聞販売店店舗兼従業員寮として購入した物件も無事に売り抜けることが出来たようです。購入したのは私が現業でお世話になっている開発業者さん。縁を感じます。

 

私が新聞販売店廃業以降、堰を切ったように私のかつての同業者である新聞販売店オーナーが、次々と廃業していきました。中には1億円を超える借金を抱えて自己破産した人も複数います。知人にはいませんが借金を苦に自殺した人もいるようです。

 

改めて思うのは事業も引き際が大切だという事です。これは思うよりも難しく、高いプライドや自分に都合が良い甘い見通しをしてしまうことが世間では往々にしてあります。

 

昨年末に廃業した私の後任所長は、本社との太いパイプを利用して業務拡大しつつ来たるべき撤退に向けて世間相場よりも割安な不動産を購入していたことが、余力を残して新聞販売店オーナーを辞めることが出来た最大の要因だと強く思っています。つまり「相当の遣り手」だったという事です。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、トマ・ピケティの「21世紀の資本」によると「労働で得た所得の伸びよりも不動産や株式の評価額の伸びの方が大きい」という事です。

 

昨今の経済状況を見るとさもありなんと、私は思っています。芸能人をはじめとする著名人も不動産投資しているという記事が女性誌や不動産投資サイトで掲載されていると、SNS繋がりの方が教えてくれました。

 

ですから、中小企業オーナーの皆様におかれましては、余力あるうちに不動産を購入・賃貸経営する事が、将来への備えとなると改めて思いました。

 

まあ、私の場合は所謂「親ガチャ」に恵まれただけですから、あまり偉そうにはいえません。

 

追伸:カバー写真として使われている読売新聞販売店画像は、私が新聞販売店オーナー時代のものです。