いつも拙いブログにお付き合い頂きありがとうございます。
今日も「お気楽人生」。利害関係に囚われず自分が感じたままを綴っていきます。
旧い記事になりますが所謂「街の不動産屋の倒産が過去最高」と帝国データバンクの記事が3月に掲載されました。
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p240301.pdf
それを受けて様々な記事が掲載されました。
で実際の所はどうなんでしょうか？
風の噂で○○不動産が廃業したとかは聞きますが、大半の原因は後継者不足のように私は感じています。
偶に「在庫抱えすぎて飛んだらしいよ、あそこ」や「ありゃ計画倒産だね」とか聞きますけど少数派です。
家族経営の街の不動産屋さんは、自ら家主若しくは親族が地主でその管理で充分飯を食えるという所が少なくありません。逆に不動産業界に長くいて名の知れた伝説の不動産セールスの方が独立開業した方が苦戦するように見受けられます。トップセールスマンが今まで同様に仕事がどんどん入ってくると思って独立してみたら、仕事が全く来ないという事も珍しくないようです。だからといって藻掻けば藻掻くほど深みにはまります。仕事に貪欲になりすぎて家庭を顧みず離婚＆家族崩壊・体調を崩して入院・経費倒れで事業断念になったら本末転倒です。
街の不動産屋さんで仲介手数料のみで経営しているところは皆無かと思います。不動産業界は情報産業ですので、地元のイベント参加・世話役などを引き受けながら顔を売っていき、色々な人と交流を持つのが大事なのかなと感じます。そこからアパートの空き部屋募集管理や土地家屋の売却相談の相談を受けるケースが多いかと思います。「こいつならわが家の大事な不動産を任せても大丈夫そうだな」となるまでに人間関係を構築するのに時間がかかります。
だから同業者の方で長く続けている人を見ると、謙虚で質素です。不動産業界というと高級外車に乗り、頻繁にゴルフに行ったり、夜の世界で派手に遊ぶというイメージがありますが、それは一部の人だけで、大半は地味で節度を持って行動しているようです。
ってお前、人の事とやかく言っている場合ではないのでは？仕事の方は大丈夫？？なんか退去ばかりだって話だけど。
実は5月の2件、7月に1件退去があります。弊社管理物件が5/18現在、2部屋有ります。実は弊社の場合、繁忙期がすぎてからの方が忙しいのですが、話が纏まるのは高価格帯のファミリータイプのみです。某ポータルサイトの営業マンと話をしたのですが、物件のページビュー数、掲載数共に前年比で減少しているようです。住んでいる部屋を引越しをせずに更新している方が多いのではとそのセールスマンは言っていました。まあ、そうですよね。弊社営業エリアの家賃は値上がり傾向にありますから、引越しを検討してみたものの今住んでいる部屋の方が割安感があれば、長く住もうと考えるのが自然です。ただでさえ物価高で先行き不安ですから。
という事を考慮してリフォームの手配や入居者募集していかないと、弊社も経費倒れになりそうです。本当に正念場ですね。俺は強運だから何とかなると思っているけどね。