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今日も「お気楽人生」。利害関係に囚われず自分が感じたままを綴っていきます。

 

東京都が4/19に発表した資料によると、約19ヘクタールに及ぶ築地市場跡地再開発事業者として、三井不動産グループをはじめとする11社の企業グループを選定し、その一翼を読売新聞グループ本社が担うことになったようです。

東京都のプレス発表はこちら

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/faxsheet.pdf

読売新聞記事より引用

東京都は19日、築地市場跡地(中央区、約19ヘクタール)の再開発を担う事業予定者に、三井不動産や読売新聞グループ本社など11社で構成する企業グループを選定したと発表した。都などによると、約5万人収容のマルチスタジアムを中心に、商業施設やホテル、オフィスなどを配置し、国際的な迎賓・交流・イノベーション拠点とする。一部施設を2029年度に先行オープンし、30年代前半の開業を目指す。 引用終わり

 

 

プレス資料を見ると、事業名をONE PARK×ONE TOWNとする、三井不動産株式会社を代表企業とする11社の3社目に読売新聞グループ本社の記載がありました。因みに2社目はトヨタ不動産株式会社です。そして10社目には株式会社朝日新聞社の記載が....。

 

何だよ、令和の読売VS.朝日の仁義なき戦い勃発か!?

元読売新聞販売店所長としては違う意味で色めき立ちました。この件は朝日新聞にとってのキューバ危機だからです。新聞業界内では築地というのは朝日新聞本社所在地でもあり、その隠語として使われることがあります。そんな勢力範囲によりによって最大のライバル読売新聞が乗り込んでくるわけですから、朝日新聞本社の心情穏やかでないのは想像に難くありません。今でこそバチバチ火花を飛ばす販売競争はありませんが、昔の販売現場は激しい競争が行われていました。その当時は夏の甲子園で地元高校が県予選を勝ち進むとやきもきしたものです。だって甲子園出場ともなれば、「応援ありがとう」と朝日新聞の特別拡張という勧誘キャンペーンが始まるからです。

今となっては昭和の苦い思い出です。

 

平成・令和と進み紙の新聞衰退と消滅までカウントダウン的な動きとなってきましたが、読売新聞と朝日新聞は不動産投資という新たなフィールドでしのぎを削っています。

 

読売新聞グループ本社はこの10年前後で読売新聞東京本社建て替え、東京電力銀座支店購入からの建て替え・テナントとして無印良品誘致、虎ノ門ヒルズの区分フロア購入と来たるべき紙の新聞発行停止?に向け動いています。

朝日新聞社も10年ほど前になりますが、大阪本社ビル2棟を中之島フェスティバルタワーとして建て替え、紙の新聞なきあとの生き残り策として不動産投資に血道を上げています。

 

 

新聞販売の最前線の現場では、昔の事を考えれば、そんな見方をする人も少なくないのでしょう。

 

まあ、今では日本で唯一の全国紙と謳う読売新聞グループ本社にとって朝日新聞本社は実は既に眼中にはないようです。自らのキラーコンテンツである読売巨人軍の新球場として、今回のプロジェクトの目玉の一つである多目的スタジアムの借地権(東京都は本プロジェクトエリア内に建物を建てる企業から借地料を取ると資料に記載がありました)を単独で獲得できるのかが、私にとって今回の件の最大の関心事です。東京ドームシティの出資比率からして単独所有はないとは思いますが、この先も動きが在り次第ブログに綴ります。

 

追伸:前回のブログ更新後アクセス数が前日比で+1000弱と跳ね上がりました。ブログアクセス数3桁維持に向けて色々と発信していきます。って、仕事しろよな!!