いつも拙いブログにお付き合い頂きありがとうございます。

今日も「お気楽人生」。利害関係に囚われず自分が感じたままを綴っていきます。

 

4/10付の某経済新聞に物価高が家賃にまで及びはじめたという記事がありました。こちらの総務省発表の消費者物価指数の数値を受けての報道のようです。

全国の消費者物価指数の数値はこちらから
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

この報道資料2頁目の前年同月との比較(10大費目) 表310大費目指数内、前年同月比にある住居が前年比+2.8となっており、家賃上昇は一部の地域だけではないことが判ってきました。

 

で、地元と弊社はどうよ?という話ですが、ファミリータイプの上昇傾向は著しいですね。弊社取り扱い駅近ファミリー向けマンションの賃料は昨年対比で3%強上昇、一番築浅の物件は2016年竣工ですが、8年後の今現在、新築時より3割弱家賃が上昇しています。まあそのマンションは退去前に次の入居者が決まるくらいの大人気マンションですから仕方ないです。

 

弊社管理物件はどうかというと....。上がっていませんねえ(;。;)フルリフォームにした部屋は2割弱上げた部屋もありますが、大半の部屋は家賃上げていません。だって、実質賃金下がっていますからね。厚生労働省発表の毎月勤労統計調査 令和5年分結果速報によると、物価上昇分を差し引いた実質賃金は3年前より2.5%下がっています

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r05/23cp/dl/houdou23cp.pdf

 

乱暴な言い方ですが、不動産屋の私にとって、募集賃料を上げることはパソコンの入力一つで出来てしまいますから、新規募集時の家賃値上げは簡単です。更新時も「嫌なら出て行ってもらって構わないよ」という態度をあからさまにとる事は可能ではあります。

 

とはいっても相手のある事ですから「家賃上げるなら、安いところに引っ越すよ」「こんな高い家賃じゃ一人暮らしできないから実家に戻るよ」と言われると、弊社管理物件の商品力では対抗出来ません。それでも立場をわきまえないクレーマー気質の入居者もいますから、そういう方にはやんわりと退去を促します。

日本人同士では波風立てないことを良しとしますが、世界的に見るとそれは逆効果です。きちんと主張しないと侮られて我が物顔で食い物にされてしまいます。「こっちの言うこと聞けない奴は今すぐ出て行け」的な態度も偶には必要だと私は思います。実際に言ったらダメですよ。

 

家賃設定も世間の動向や近隣相場を見ながら、良い按配を模索しています。だから情報収集や情報交換が大事です。ってそれは飲み会に出る口実にはならないからね!!

 

まあ、最近は酒も弱くなり飲み会も断ることが多くなりました。各関係者にはこの場を借りてお詫び申し上げます。