最近登山を始めたので日記感覚でブログを書き始めてみよう。
人生初登山は子供の頃で、場所は家族で行ったいくつかのどっかの山。
でも、子供の頃の山登りの記憶と言えば『山で食べる美味しいお弁当』のみ(笑)
当時の写真からは、おそらく素晴らしい景色の中にいたのであろうと思われるが、悲しいことに私の記憶には母が作った美味しい唐揚げのことしか残っていない・・・
大人になってからの初登山は千葉県房総にある『伊代ヶ岳』
2か月も前の話なんだけど、一応順番に記録したいので・・・
第1回 登山記『千葉県 伊代ヶ岳』
『房総のマッターホルン』と呼ばれる（らしい）伊代ヶ岳。
アウトドアショップのパンフの“初心者向け”という文字にすっかり安心しきり、友人と二人で臨む。
2013年2月20日（水）の朝7時半に友人宅を出発し、高速で千葉県を南下
前日は雨が降っていたものの、当日は朝から快晴
なのに・・・
なぜか房総を下れば下るほど・・・
まさかの雪景色(笑)
南に向かっているはずなのに・・・
このような状況で果たして初登山を無事達成出来るのだろうか・・・
という不安もそこそこに、途中の道の駅で朝食をとる。
『イワシだかアジだかのさんが焼き』となぜか『モツ煮』
朝からちょっと重すぎた・・・
腹ごしらえしていざ！！伊代ヶ岳へ！！
登山口の入口にある神社に登山者用の駐車場があり、
神社で安全祈願のお参りをして入山。
少し雪が残っているものの、歩くのには問題なさそうなので頂上を目指すことに。
ココを目指す。
入山すると木々の中の登山道を進むのだけど、雪解けの雫がひたすら降り注ぎ、快晴のはずなのに雨のよう…（泣）
登山道は整備されていて、傾斜もさほどきつくなく順調に進んで行く。
そして現れた急な斜面＆鎖場！！
下調べ時ネットで見た時には『楽しそ～♪』などと呑気なことを考えていたけど、これが雪のせいで滑る滑る！！！
ロープ（太）なんて泥水がぐっしょり浸み込んでしまっていて、まさに絞りながら登るしかない。
手も滑る。足元も滑る。
途中急な岩場に差し掛かった時は『滑ったら死ぬ』という危機感を本気で感じたほど。
こんなのが後半～頂上まで続いてます。
『まだあんの！？』と友人と二人テンション下がり気味になるも、何とか無事に難関を突破
そして数歩歩くと・・・
山頂が！！！
標高は低いけど、命がけだった分達成感がものすごかった(笑)
山頂にはベテラン風の中年ご夫婦２組のパーティーがおり、疲れ切った私たちに『お疲れ様』と優しく声を掛けて下さいました。
ふもとから見えた突端には落下防止の鎖が周りに張られているので行くことが出来ます。
そこからの景色は、のどかながら素晴らしかったです
残雪のせいで残念ながら北峰へ行くことは断念・・・
南峰から北峰越しに見える房総半島もキレイだった！
山頂を満喫している私たちに、先ほどのグループの中の奥さんが、『結構（山）登られてるんですか？』と笑顔で聞いてきましたが、私たちが『いえ、これが初めてなんです』と言うととてもびっくりされてました・・・
そりゃそうだ・・・
あんな難関があるのに、遠足感覚で来た私たちが一番びっくりでしたよ(笑)
しばらく山頂ではしゃいだあと、再び気合いを入れて下山することに。
行きと同様、ロープを全体重かけて絞りながら下りました。
友人が下りの鎖場で一度滑るも、ケガはなく無事に下山し、登山口の神社でお礼参りをして記念すべき第１回目の登山が終了
雪が降ったあとだからか、登山客は少なく、３～４組しか出会いませんでした。
北峰に行けなかった心残りもあるので、いずれ機会があったらまた登ってみたいな
とりあえずは今夏の富士山登山に向けて、頑張るぞーーー