戦艦ミズーリにて | ハワイの添乗員KATの人生旅物語 

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先日お仕事で行ってきた

 

 

戦艦ミズーリ記念館

 

 

これまで何度か見学したことはあったけど

今回は特別展示があってとても感慨深かった。

 

 

 

戦艦ミズーリは

第二次世界大戦の降伏文書調印式が

行われた戦艦として知られている。

 


 


 


今は真珠湾のアリゾナメモリアルの近くに

係留され静かに見学者を受け入れている。

 

 


 


艦内の見所はいくつかあるけれど

日本人の視点からいうと

 

 

神風特攻機衝突跡があげられるだろう。

 

 

 

1945年4月11日に一機の特攻隊機が

ミズーリの右舷艦尾付近に衝突した跡の

凹みを見ることができるのだ。

 

 



 

もしや…と思ってガイドさんに聞いてみたら

作家の百田尚樹さんも見学に来られたそうだ。

 

 

あの「永遠の0」はここを見てから構想されたのか

はたまた執筆後に何かを検証されたのか

一読者としては空想するしかないけれど

作家はこれを見て物語を紡いだと思いたいなぁ。

 

 

 

そして艦内では2月までの期間限定で

広島・長崎原爆展「シルエットと灰」を特別展示。

 

 



 

 

オバマ前大統領が2016年の広島訪問で折った折り鶴と

佐々木禎子さんの折り鶴が並んで展示されていた。

 

 

 

 

まさかハワイでこの折り鶴を見ることになるとは。

 

 

 

さらに知覧特攻平和会館協賛の

Kamikaze特別展示があり

神風特攻隊のパイロット達の遺書などが

展示されていた。

 

 



 

 

仕事中で全てを読みこむ時間はなかったけれど

涙なしでは決して読めない内容です。

 

 

 

 

アメリカは戦勝国で歴史を見る目は違う。

より多くのアメリカ人の目に

この展示が訴えるメッセージが届きますように。

 

 

 

コロナですが戦艦ミズーリ記念館は

再オープンしています。