和食、韓&中が主な私だが、イタリアンも好き…地元だから、長年あるのは知っていたが、足が向かなかったラボエムに行きました。

 フェラーリを連想する、イタリアンな赤が目立つ大きな二階建。128席という店は、ガラス面積が広く、目の前の公園=有名なキミちゃん像があるパティオ広場のせいで、窓からは緑が、また昼は陽が差しこむという、麻布十番では得がたい眺望もご馳走だ。

 高そうな店と勝手に決めていたが、手頃なのに驚いた…また行こうと思った。

 初めての注文は、カルボナーラ1265円+生ハムのトッピングが385円。チーズたくさんのシーザースサラダが、ハーフで770円だった。

 老人には、充分な量で、味も良かった…当日のランチパスタは、14種類ほどもあった。

 飲んべえの私だが、昼酒を飲む習慣がないので、この店のワインのほどは不明だが、聞いた話しでは、品揃えが豊富で、しかも安いそうだ。

 そして、計り売りも、90ml=310円・180ml=610円あたりから、もちろん750mlのボトル売りもOKだそうだ。

 安く飲めるというのが、何よりのようだ。

 昼は子供を連れた家族が多かったが、夜は女子会やデート客も多いそうだ。しかも、深夜3時まで…夜遊び客の〆にも良いそうだ。

 

 さて、目の前のパティオ広場にある、キミちゃん像は、大正11年に野口雨情が作詞+本居宣長作曲の♪赤い靴はいていた女の子・異人さんに連れられて行っちゃった♪という、有名な童謡の主人公だ。

写真:キミちゃん像の向こうはラボエム入り口。

 が、実際は、異人と米国には行かなかった…3才で米人宣教師の養女になり、米国に行く直前に、当時不治の病と言われた結核で孤児院に預けられて、9才で亡くなったのだ。

 

 安く、そこそこに美味しいラボエム、多くの店を展開しているようだ…麻布十番、白金、自由ヶ丘、世田谷、桜新町、新宿御苑、お台場、北青山、表参道、浜松町、銀座、元町中華街など…こんなに大きなグループとは驚いた。