葛生は蕎麦の名産地として知られているが、葛生には富士重工業=スバルの研究実験センターがあるので、よく通ったところでもある。

 栃木県佐野市から293号線で、葛生にたどりつき、200号線を秋山方面に更に走っていくと、蕎麦屋の看板が目立つようになる。

 その一番奥に、目的地の安曇野がある…清流・秋山川沿いの道を走ると、やがて左の対岸に安曇野、そして手前の道路沿いに20台ほどの駐車場がある。

 車を駐めて、麺工房レナ・ファームの看板を見て、橋を渡ると、木の看板・安曇野の下に、ノレンが掛かっている、そこが入り口だ。

 安曇野と言えば、北アルプスの山麓で、温泉があり、景色の良いところだが、なぜ佐野の山奥で、安曇野なのかは、聞くのを忘れた。

 混んでいて、陽気が良ければ、表の椅子に腰かけて、ノンビリと時間がたつのも忘れて待つのも、ひとしおだ。

 寒い時期なら、薪ストーブと、囲炉裏が出迎えてくれる。

 十割蕎は、時間が掛かるし、ないときもあるらしいので、予約した方がよさそうだ。

 蕎をはじめ、料理は天然ミネラルを多量に含んだ地下湧水、石清水だと言うから、食べるのが楽しみだ。

 十割がないときには、また売りきれの時には、二八蕎麦になるようだが、持ち帰りも二八と、壁に書いてあった。

 キレイに揃った、角の立つ十割は、とうぜんソバの色濃く、香りも高い。

 それを食べるソバつゆは、鰹だしのようで、少し濃いめの味だった。

 安曇野への道中、季節によっては、ソバ畑が実り、もし花の時期にぶつかれば、最高だ。

 が、住所を見ると、ココも佐野市…佐野というところは、ずいぶん広いようだ。

*済みません…お詫び申しあげます。

ソバ好きの友人から連絡があり、現在、安曇野は閉まっているようです…興味ある方は確認してからにしてださい。