VIPデイ3月24日、プレスデイ25・26日…27日から始まった一般公開が、4月7日で終わった。

 ショーの主催GPI=グランプリ・インターナショナルの副社長・ショー最高責任者・ジャトロンさんからのレポートが届いたので、紹介しよう。

 来場者の総計は、161万972人で、会期中に売れた車は、5万8611台と、昨年を上回ること27.5%ということだ。

 3月25日に、ジャトロンさんに合ったときには、今年は10%~12%だろうと予測していた。

 バンコクのショーは、世界の自動車ショーでは珍しい、予約販売を兼ねているのだ。

写真:上・入場する来場者/下・困った人のためにHappy to Helpの旗のガイドが。

 予想を上回ったのは、来場者がEVに興味を持ったところに、中国のEVが大挙押し寄せたからだと思われる。

 全成約量から、5173台の二輪を引くと、5万3438台が自動車で、内EVが1万7517台/32.7%という比率だそうだ。

 二輪は中国からEVを含む5ブランドに、米国ハーレイダビッドソン、インドのロイヤルエンフィールド、英国トライアンフなどが見られた。

 もちろん、二輪王国日本も全社揃っていたが、その成約率を見てみよう。

ホンダ678台②ヤマハ213台③スズキ35台④カワサキ10台。

 では、四輪の成約率はどうかというと…① トヨタ8450台②BYD5345台③ホンダ4607台④MG2518台⑤三菱3409台⑥チャンサン3073台⑦AION3018台⑧GWM2815台⑨いすゞ2754台⑩日産2448台…②④⑥⑦⑧は中国。

 欧州勢は、ベンツ1602台、BMW1001台、ボルボ1608台、ポルシェ65台、プジョー88台、ロールスロイス3台、ベントレイ3台。その他フォード1469台、現代1080台などなど。

 いずれにしても、相変わらずバンコクのショーは、盛況だったようだ。