皆さん、こんにちは。
Pure Heart熊本のKIMIです。
私は長い間、
自分を支えてくれていたのは
『Yだけ』
だと思っていました。
最愛の恋人であり、
一番の理解者であり、
何でも話せる相談相手でもあったからです。
だからYと離れた時、
私は恋人だけではなく
『人生の伴走者を失った』
ような気持ちになりました。
今思えば、
私の母も全く同じだったのです。
父が亡くなった時、
母は深い喪失の中にいました。
夫を失った悲しみ。
長年連れ添った愛する伴侶を失った寂しさ。
それだけではありません。
母にとって父は
絶対的に守ってくれる人であり、
生活を保証してくれる存在でもあったのです。
一人の人が担っていた役割が大きければ大きいほど、その人を失った時の喪失感も大きくなる…
私は自分自身の経験を通して、
そのことを改めて感じています。
だから、
大切な人を失った時、
私たちはその人そのものだけではなく、
その人が担っていた役割や、
その人と共に築いてきた日常までも
失ったような気持ちになるのです。
ただ、
ここで誤解して欲しくないのは
『だから一人の人に頼ってはいけない』
という話ではないということです。
勿論、自立することは大切ですが
今回のテーマはそこではありません。
人は誰かを深く愛すれば、
その人の存在は自然と大きくなります。
それは悪いことでも、未熟なことでもありません。
私もYの存在にたくさん支えられていましたし、
母もまた父に守られていました。
それはごく自然なことだったと思うのです。
Yにしか出来なかったこともありました。
Yだから話せたこと。
Yだから理解してもらえたこと。
Yだから支えてもらえたこと。
それは今でも変わりません。
ただ当時の私は
『Yしか見えていなかった』
Yが私の世界の中心だったので
彼がいなくなったことで、
全てを失ったような気持ちになっていました。
でも今思えば…
そこには他にもたくさんの人たちがいたのです。
Yの代わりではありません。
誰かがYになる訳でもありません。
でもそれぞれの立場で、
それぞれの役割で、
私を支えてくれる人がちゃんといたのです。
人は苦しい時ほど、
失ったものに意識が向きます。
それは自然なことです。
でも後になって
当時は見えていなかったものが
次第に明確になって来るのです。
それがいわゆる
『人生の伏線回収』
です。
スティーブ・ジョブズの有名なスピーチに
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
未来を見ながら点と点をつなぐことはできない。
後から振り返った時にしかつながらない。
というものがあります。
そう、点と点は後からしか繋ぐことは出来ないのです。
渦中では見えなかったもの。
当時は気づくことが出来なかったこと。
その時は不条理で無秩序に感じられたこと。
それらは、後にちゃんと
美しい秩序をもって繋がることになるのです。
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