アルコール依存症の元夫は、生活の目的は「飲むこと」だ。


それがなければ始まらないし、終わらない。


外食に行けば必ず飲み放題。運転はわたし。


飲み放題ともなれば、1回で4杯とか注文している。


定員さんはどう思っていたのかな。割とよくあることなのだろうか…



もともとわたしも飲む人だったけど、そこに配慮はない。


「はるも飲みたければ、代行使えば?」


わたしはそこまでして飲もうとは思わない。


飲めば眠くなってしまうから、せっかくの子ども達との外食で、飲むという発想がない。


だから必然的に運転はわたしだ。


別に運転は嫌いじゃないから、それは構わなかったけど、臨月までそうだった。


ひどい時なんて、そのまま食べているお店でタクシーを呼んでキャバクラに行くことだってあった。


どんな気持ちなんだろう…と思ってたけど、恐らくそこに気持ちなんてない。


脳が「飲め」と言ってるから。


そしてキャバクラでちやほやされる快感が、忘れられなかったんだと思う。なんとも哀れだ。



お祭りに行った時だってそうだった。


遠出をしたから、運転は元夫だった。


夕方薄暗くなり、屋台が良い感じになる頃。


子ども達はテンション上がり、元夫は機嫌悪くなる。理由は酒が飲めないから。


子どもが、「ここでご飯食べたい」と言った。


元夫は、「3人で食べれば?俺は今食べると帰って酒飲めなくなるから」。


子どもは気を遣って、「やっぱり大丈夫」と言った。


時間が経つにつれてどんどん不機嫌になり、一言も口を効かなくなる元夫。


わたしは慌てて屋台でつまみになるようなものを買って、子ども達に帰るよう呼びかけた。


わがままも言わずに、すんなり車に乗る子ども達。


帰ってからシャワーを浴び、酒を飲み出した元夫。


わたしが買ったつまみを食べながら、一言も喋らず、ずっと飲み続けていた。


明らかに、不機嫌「そう」に振る舞う。


自分の不機嫌は、お前のせいだと言わんばかりの無言の圧力。


本当に悔しかった。


子どもとの思い出、返してほしい。


子ども達はもう忘れているのかな?


子ども達の記憶から消し去りたい。