漆黒の闇に浮かぶ
数多の星座
純白の雲と碧き海が
眼下に広がり
雪に覆われた峰々は
屏風絵のごとく大地を走る
金色の嵐が砂漠を這い
オーロラが
炎のように湖を照らす
静寂の世界
音もなく
風もなく
ただ尾を引きながら
吸い込まれていく火球が
届かぬ想い
見果てぬ夢を追うように
短い叫びを残していく
死はここを昇っていくのか
生はここから地に降るのか
息をも凍らせる冷気
天と地の
時間と真理の狭間に
誰も辿り着けない
遥かなる清浄の地で
TERRAは創造主として
GAIAとなる