僕はいつも傍にいるのに
誰もちっとも気付かない
だから心の隅に
そっと残していくんだ
君にだけ届く歌を
一人の夕暮れに
眠れない夜に
嬉しい時も悲しい時も
その歌を思い出すだけで
心に浮かぶメロディーを
ただ口ずさむだけで
あなたの頬を
一粒の涙が流れたら
僕はその涙を両手にすくい
大切な人へと運んでいこう
その人がどこにいても
何をしていても
必ず見つけてあげる
たくさんの淋しさに
君が泣いてるよって
教えてあげる
だから時には窓を開け
そこに風が吹いてたら
君に届けたメロディーが
心に浮かんだら
また歌ってください
あなたの許へ風が
僕を運んでくれるように