どーも。


プロ野球ドラフト会議を終え、

カープが広陵高校 中村奨成選手を

競合の末 獲得できたことに

とてもホッとしています ほんだしです。



カープの緒方監督は去年のドラフトで

1位を田中正義選手、佐々木千隼選手と

二回外しているので 非常に不安でしたが

とりあえずは安心しました。



僕は高校生で言えば

日大三高の投手 櫻井選手と

履正社の三塁手 安田選手推しだったので

カープに取ってほしい気持ちもありましたが

まぁ そこはいいでしょう 笑



ドラフトは毎年楽しみです。




さて、今日も一冊紹介しますよ。

イニシエーション・ラブ / 乾くるみ

です!

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僕がマユに出会ったのは、
   代打で呼ばれた合コンの席。
   やがて僕らは恋に落ちて……。
   甘美で、ときにほろにがい青春の
   ひとときを瑞々しい筆致で描いた
   青春小説ー と思いきや、最後から二行目
   (絶対に先に読まないで!)で、本書は
   全く違った物語に変貌する。
   「必ず二回読みたくなる」と絶賛された
   傑作ミステリー。解説・大矢博子




いやー 騙されましたね。

ラストでここまで驚いたのは久々です。

歌野晶午さんの『葉桜〜』を読んだ時

以来だと思いますし、

「えっ!?」ってなった感覚も

騙され方も似ている気がします。


僕こと鈴木と マユこと成岡繭子との

ラブストーリーで 内容はほぼ

恋愛小説のそれなのですが、

恋愛小説である同時にとても完成度の高い

ミステリー作品でもあります。


くりぃむしちゅーの有田哲平さんも

「最高傑作のミステリー。」と評しており

130万部のベストセラーにもなっています。



裏表紙のあらすじにも書いてありますが

もし読むのであれば 絶対に

先にラストを見てはいけません!!


面白みが半減、いや ほぼ無くなります。



とても面白かった作品ですが、

一つ残念なのは 主人公とマユとの

性交渉のシーンが細か過ぎた所ですね。


「あれ?これ官能小説?」

って思ってしまったくらいですから。


最後のどんでん返しまで

それなりに飽きない話の展開だったので

個人的には もう少し淡々とした

文章でも良かったのではと思いました。



とは言え、全体的には

とても楽しめた作品です。


今まで読んだミステリー小説の中でも

上位に入るくらい好きです。



皆さんも是非 読んでみてください!























ーネタバレ有りー




























いやー 騙されましたね。(2回目)


ありそうで無かった単純なトリック。


まさかの「たっくん」が別人!!



ネタを言ってしまえば

前半は鈴木夕樹のたっくん、

後半は鈴木辰也のたっくんで、

たっくんが2人いた ということ。


つまり マユは二股していたんですね。



前半のたっくんは大学生だったのに対し

後半部分のたっくんは社会人で、

一人称や性格が若干違っていたのは

時間の経過のせいだと思ってました。



たっくんが2人いるといあトリックに

気付かせまいとするミスリードも無く、

綺麗なミステリー小説だと思います。


素晴らしい作品だった印象ですね。



トリックが分かったら

内容の様々で辻褄が合っていく様は

「これは確かに二回読みたくなるわ。」

と納得でした。



それでは 今日はこの辺で。

ぐっばい。