2024年2月の読書 | やさしい よかん ~ 日々のおぼえがきですが・・・

⚠️ネタバレ⚠️


2月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:1890




怪談怖気帳 屍人坂 (竹書房怪談文庫 HO 649)怪談怖気帳 屍人坂 (竹書房怪談文庫 HO 649)感想
昨年参加した怪談会で披露された話もあって、あの日の楽しさがよみがえるようだった。その他の話も興味深いものがいくつもあった。黒木さんの文章は素晴らしい。
読了日:02月29日 著者:

黒木 あるじ


文豪怪談傑作選 芥川龍之介集 妖婆 (ちくま文庫 ふ 36-14 文豪怪談傑作選)文豪怪談傑作選 芥川龍之介集 妖婆 (ちくま文庫 ふ 36-14 文豪怪談傑作選)感想
どれも不気味でおもしろかった。特に気に入った「妖婆」「アグニの神」、昔から好きだった「魔術」は朗読した。
読了日:02月20日 著者:芥川 龍之介

へそまがりの魔女へそまがりの魔女感想
いい話だった。本当の優しさについて考えさせられた。へそまがりなりの優しさ。へそまがりなりの祝福。みんな同じものさしで計るのではなく、その人のやり方、その人のまごころを見抜かなければ。王さまもなかなか粋なお方だ。
読了日:02月19日 著者:安東みきえ,牧野千穂

みがいてあげる (たべてあげるシリーズ)みがいてあげる (たべてあげるシリーズ)感想
歯をみがかなかったバツとして歯が痛くなるわけではないのに。これでは虫歯になった子は悪い子だと言っているようなものだ。それに、虫歯、および治療に対する恐怖を煽っているように感じる。前作でも感じたが、こんなしつけで良いのだろうか。
読了日:02月19日 著者:ふくべあきひろ,おおのこうへい

ニンジンジン (MOEのえほん)ニンジンジン (MOEのえほん)感想
レトロな感じの絵。昔見たアニメのような、つかまらない追いかけっこの繰り返しで進んで行く。遠目が効きそうな絵。リズミカルな言葉。集団よみきかせに向きそうだ。
読了日:02月16日 著者:キューライス

ぼくはいったい どこにいるんだぼくはいったい どこにいるんだ感想
自分を見失いそうになった時、自分の心の中の地図を使ってみるといいんだな。自分を客観的に見たり、気持ちを整理したりできるんだな。
読了日:02月16日 著者:ヨシタケシンスケ

ねことことりねことことり感想
ほっこりするけど、ちょっぴり切ない。絵がすごくきれい。他人に親切にするってホントにいいことだよね。出会いも別れも突然やってきて、また新しい出会いが…。
読了日:02月16日 著者:たての ひろし

パンダのおさじと フライパンダ (パンダのおさじ 1)パンダのおさじと フライパンダ (パンダのおさじ 1)感想
こんなフライパンあったらいいな。集団よみきかせで、みんなでポーズをとりながらじゅもんをとなえたら盛り上がりそう。
読了日:02月16日 著者:柴田 ケイコ

メメンとモリメメンとモリ感想
心に響く言葉たちをみつけた。"きたないゆきだるま"ガッカリされたものたちを探してまわろう。ボクがしてほしかったことを、たくさんしてあげるんだ。"つまんないえいが"たのしくなくちゃいけないわけでも、しあわせでなくちゃだめなわけでもないんだよ。「なんのために生きてるのか」こたえはまいにちちがってもいい。ラストのシメも素晴らしい。気持ちがラクになる。
読了日:02月16日 著者:ヨシタケシンスケ

どすこいみいちゃんパンやさんどすこいみいちゃんパンやさん感想
たくましいパン屋のみいちゃん。みいちゃんの真剣な気持ちの入ったパンはどれもおいしそう。たくましいみいちゃんに対して3びきの子ねこのかわいらしいこと。見返しがパン屋さんの袋っぽくておしゃれ。
読了日:02月16日 著者:町田 尚子

すしん (単行本 484)すしん (単行本 484)感想
今、人気のナンセンス絵本なのだろうが、どうも私には笑えない。食べ物をこんな風にしてしまうことに嫌悪感を感じてしまう。こんな私は古いのだろうか。また、のりまきのゴジラっぽい怪獣は、頭部が切断されているように見えてやはり笑えない。古いのだろうか。
読了日:02月16日 著者:たなか ひかる

ねこの5ふんご (MOEのえほん)ねこの5ふんご (MOEのえほん)感想
猫好きにはたまらないのだろうが、猫をそれほど好きでもなく、飼ったこともない私には、あまりピンと来なかった。
読了日:02月16日 著者:ハラ ミチヨ

まよなかのゆうえんちまよなかのゆうえんち感想
字の無い、とても素敵な絵本。移動式の遊園地か?準備している時からこっそり見ていた森の動物たち。一日が終わって、警備員がカギをかけると彼らの時間。木の実のお金で食べ物を買ったり金魚すくいをしたり、アトラクションに乗ったり。みんなめいっぱい楽しんでいるのに静かな感 夜中だからか。翌朝、警備員の車が着く頃、動物たちはゴミ拾い。そして何事もなかったように帰っていく。
読了日:02月16日 著者:ギデオン・ステラー

飛ぶ教室74号(2023年 夏)飛ぶ教室74号(2023年 夏)感想
あまんきみこさんのインタビューがとてもよかった。お元気そうで、これからの作品も楽しみ。桑原亮子さんの「胸の小鳥」がよかった。「僕と両親の誕生日」は、みえみえのどんでん返しで好感が持てなかった。川島誠さんの創作かエッセイか辛口の書評が読みたい。
読了日:02月12日 著者:あまんきみこ

銃 (河出文庫)銃 (河出文庫)感想
またまたすごい作品だった。これがデビュー作か…。"人を殺すためだけに作られた"銃と、"生きることに意味などない"のに生きている人間と。そんな銃を手に入れてしまった人間は、こんなにも生き方が変わってしまうのだな。使ってみたい気持ちとの格闘。使ってしまったときその人がどうなるか。人間なんてもろいものだな。
読了日:02月08日 著者:中村 文則

影牢 現代ホラー小説傑作集 (角川ホラー文庫)影牢 現代ホラー小説傑作集 (角川ホラー文庫)感想
小池真理子さんの作品以外は読んだことがない作品だった。どれもものすごくおもしろかったが、特に気に入ったのは坂東眞砂子さんの「猿祈願」いや~な予感が当たってしまった…みたいな読後感で、いつまでも残った。
読了日:02月08日 著者:綾辻 行人,有栖川 有栖,加門 七海,小池 真理子,鈴木 光司,坂東 眞砂子,三津田 信三,宮部 みゆき

魔法のゆび (ロアルド・ダールコレクション 3)魔法のゆび (ロアルド・ダールコレクション 3)感想
おもしろい話。すてきな絵。とても読みやすい。それでいて、動物愛護について深く考えさせられた。他人の気持ちを想像することが大事なように、命ある動物の気持ちを大切にすることも大事。グレッグさん一家とともに、カモの生活を体験したような気分になる。
読了日:02月06日 著者:ロアルド ダール

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