斐伊川河口 | ぶらぶらぶら~り

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朝、カーテンを開けたら、空が青い!
さあ、今日はどこへ行きましょうかね。


 

 2022年、初お出かけは、斐伊川河口です。山口県方向へ行く案もありましたが、今、斐伊川河口が面白そうだよと。ケアシノスリやコミミズク、ハイイロチュウヒ、コチョウゲンボウ、オオハヤブサ、オオカラモズもいるようです。もちろんコハクチョウやマガン、一羽だけのナベヅルにも会えるでしょう。そうそう、コクマルガラスを忘れてはいけません。いつもの4人組で出かけました。

 期待が大きかった分、現実は厳しかったなあ。ケアシノスリかなと思ったら、ノスリ、また、ケアシノスリかなと思ったら、ノスリ…。最後にはケナシノスリとあだ名がつきました。チュウヒも飛ばない、コチョウゲンボウもいない。昼間はコミミズクも出ないだろうし。オオカラモズもいない。

 こんな日もあるよねえと慰めあいながら、お弁当を食べて、少し遠くまで足を延ばして、やっぱり何もいなくて、河口に戻ると、やっとチュウヒが出てきて、テンションが上がります。ヘラサギやクロツラヘラサギも撮れ、「もう一度回って、オオカラモズを探しましょう。それでもいなかったら、今日はおしまいですかね。」と車を走らせていると、「コミミだっ!」と、大きな声。なんと、川土手にコミミズクが止まっているのです。少し遠いですが、これ以上近づくと飛ばれるという絶妙な位置です。車を降りてカメラのシャッターを押します(車を降りても大丈夫の距離)。なぜでしょう、ピントが合いません。「撮れましたか。早くしないと、向こうから車がやってきます。飛ばれますよ。」やっと、ピントが合いました。やってくる車はスピードを緩めません。鳥見の車ではないのですねえ。飛ばれました。これでおしまいかと思ったら、コミミズクは田んぼに移り、しばらく飛んでいました。どうやらエサを探している様子、おなかがすいているときは昼間でも飛ぶと聞いていましたが、今日がそのようです。ラッキー!!!!!

 途中からコミミズクを探しているという人が加わって、5人で夢中でシャッターを押しました。しばらくして、芦原の中にすとんと入って観察終了です。一緒に撮った人にオオカラモズの居場所を教わり、オオカラモズも何とか撮れてまた河口に戻ったら、鳥見の車が増えていました。皆さん、コミミズク狙いのようです。夕方もう一度出てくるかもしれないけれど、我々は帰りました。ルンルンで帰りました。

 昼間にコミミズクが出てきて、止まっているところが撮れて、飛ぶところが撮れて、カラスに追われるところも見れて。最高の一日でした。