何度か書いたことのある長女のくせ毛の件。


これは5年前(驚‼︎)の記事。




これは去年。長女年長の時。






年長の秋頃からは

毎朝ヘアアイロンをしてあげてましたドライヤー



ヘアスタイルも、

出来るだけ崩れが出にくいものを私の中で考え出して、

アイロン後に結んであげるのが日課に!!






ですが、ここへ来て、

思い切って縮毛矯正をかけてあげる事を決断しました!!



理由は、


①毎朝ヘアアイロンをする事の髪へのダメージ


②ヘアセットする朝の手間と時間軽減

→旦那の半単身赴任もきっかけのひとつ。


③水泳授業、夏休みの祖父母宅へ子ども達だけで泊まりに行く時に自分だけでヘアセットすること。



が大きな理由です。






ただ、

この決断に至るまでに悩んだことも事実です。


まだ小学1年生。

縮毛矯正なんてさせていいのか?

高額だし、ファッション要素のひとつ?

髪はもちろん、頭皮や身体への影響。


ストレートな髪にしてあげるよりも、

クルクルの癖っ毛でも、

それが【長女】なんだから、

自分らしさを大切にしなさいというような、

そういう教育をすべきなのか?



一度、まっすぐな髪を手に入れた事で、

伸びたらまた縮毛矯正‼︎って終わらなくなる。

ましてや、

次は顔のこの部分、身体のこの部分、と、

整形依存症とまではいかなくても、

そうやってどんどんキリなく手を加えていく事のきっかけになるのでは??


大袈裟かもしれないけど、

そこまで考えました。






で、

美容院へ問い合わせた時に、

【施術は可能です。でも、、、】と付け加えられ、

なんとなく乗り気ではない対応の所もありました。

もちろんそれはしっかりプロとしての見解を伝えてくれていると思うので、

真摯に受け止めて、そちらでは見合わせることに。




もう一件は日程が合わずに断念タラー





なんなく「あ〜やっぱり止めた方が良いかなぁ」と思いながら、

子どもへの縮毛矯正についてリサーチすると、




おおぉぉぉ!!!



たまたま近場に、

子ども向けの縮毛矯正をしている美容院を発見!!




しかもお店のブログに、

丁寧に【子どもの縮毛矯正について】の薬剤のことや、対応の仕方、

実際に縮毛矯正をかけたお子様達の例も載っていて、、、、




ここなら!!と思って、

予約させてもらいましたお願いお願いお願い




近場って言っても、

電車やバス乗り継ぐと約1時間かかるんですけどね笑い泣きハッ  






長女は、

【美容院でストレートにしてもらえる】って知っただけで、

もうウキウキの様子デレデレ



私はちょっとどけ名残惜しくて、

電車を待つクルクルヘアの長女の後ろ姿をパチリ気づき





美容院に到着して、

椅子に座って始まる前にもう1度気づき



これでもこの日の髪は、

癖はあまり出ていない方。。。






途中ちょっと覗きに行ったりはしたものの、、




ほぼほぼ1人で3時間お利口に座っていられたそうで、、、、




完成直前の1枚気づき




ツヤツヤのストレートにデレデレデレデレデレデレラブラブ






美容院の中ではあまり話をせず、

私が覗きに行っても表情が固く見えた長女。


もしや、

イメージと仕上がりが違う‼︎ってご機嫌ななめなのかな、、、


と心配したのも束の間、、、、





お店を出て、

髪をなでなでしてあげながら、


「すごいね、まっすぐ綺麗だね」と声を掛けてあげたところ、、、、











長女

「。。。ん。んんん、んんん、、、









ギャハハハハハハ〜〜〜

ニヒヒ笑ニヒヒ笑ニヒヒ笑ニヒヒ笑ニヒヒ笑ニヒヒ笑






そして、

バシバシと私のお尻を叩くポーン









どうやら、




感情の爆発を溜めに溜め込んでいたらしい、、、

笑い泣き笑滝汗笑ニヒヒ笑ニヤニヤ笑 






長女「あはははーー!!

ギャハハハハハハーー!!!」





マジで、

さっきの美容師さんに見せてあげたい。

この別人の長女のキャラニヤニヤ笑




長女「めっちゃ長かったーー!!

もう疲れたよーー!!!!

でも、髪触ってもらってる間、

すっごい気持ちよかったーー!!

最初の方、寝そうになっちゃったぁ」






帰り道、

何度も何度も自分の髪の毛の感触を確かめ、

お店のガラス窓に映る自分の姿を確認し、

嬉しそうにしている長女。



遅くなったランチを取るためにお店に入り、

注文を待つ間もご機嫌ラブラブ



「お父さんに写真送ってあげよう!」と言ってカメラを向けると、

もうニヤニヤが止められないくらい笑


最近あんなにバチバチ火花散らしてる父にも写真送付を拒否らないなんて笑笑笑笑





帰りは、

新しいヘアスタイルに使えそうな、

ヘアピンとヘアゴムを買って帰りましたラブラブ












その夜、、、

ウッドデッキで夕涼みをしている時に、

長女が私の元へ来て、

「ママ、ギューしよー」と。



「いいよ!おいでーー!!」と長女を受け入れ、、

そして長女と向かい合わせに座ると、

長女が下を向きながら、、、


「ママ、ありがと!」と言って来ました。



なんとなく分かったけど、

あえて「え?何が?」と聞いてみた意地悪な私。


長女は「えぇ、まぁ、、、」と。笑





長女は、

幼稚園のお誕生会や卒園式で、

先生に「おうちの人に【ありがとう】て伝えよう!」と促される場面でも、

絶対に【ありがとう】を言わない子でした。

にやにやして、その場をやり過ごす子でした。



以前、

「お友達がさ、自分のママに【産んでくれてありがとう】とかお手紙に書いてたんだけどさ、

私はそういうの書きたくない。

だってなんか恥ずかしいじゃん」なんて事も言うくらいで、


私と長女の関係も、

そういう感覚の上で成り立っていました。






だから、

この時のギューからの、

うつむきかげんの【ありがとう】は、

本来長女が苦手とする言葉の伝え方だったはずで、


でもそれと同時に長女の、

本心の【ありがとう】だったんだとも思いました。









だから、

私もしっかりと受け止めて話をしました。


【お母さんもさー、

初めての美容院に3件も電話したんだよー!

ドキドキしたけど、

長女ちゃんが髪まっすぐになったら、

嬉しい気持ちになるかなと思って頑張ったよー!


でも、こんなに可愛くて似合ってるし、

行って良かったね!!!


お風呂上がったらしっかり乾かしてねって言われたから、

ドライヤー頑張ろうね!


新しい髪型で過ごすの、

これから楽しみだねー!!!】




長女は「うん!」と。


そして「パパがいたら、言わないんだけどさ。

今はママだけだから。」と、

ちなみにこの時、

旦那は1人リビングでスマホタイム笑


やっぱり普段の長女の性格的には、

なかなか勇気のいる発言だったのだと私は確信しました。







それと同時にひとつ気付かされた事。


それは、

ふんわりクルクルの自分の髪の毛に対して、

私達大人が思ってる以上に

長女はコンプレックスを抱えていたんだろうな、ということ。



まっすぐになった髪を手に入れて、

そこから解放された喜びが、

あの満面の笑顔であり、

私への不器用な「ありがとう」の言葉だったんだ。



だから、

出掛ける間際に、

「アイロンしてーー!」ってお願いされて、

「もう時間ないから無理!!」

「今日はそんなにクルクルしてないから、大丈夫だよ!!」って、


バタバタを言い訳に長女のお願いを断っていた事や、




ヘアスタイルが崩れて来て、

「直してーー!!」って1日に何回もお願いされる事が面倒に思えて、

「大丈夫だよ、それくらい!!」

「もう帽子被ったら??」

なんて言っていた事が、




長女にとっては、

すごくショックだっただろうなと思いました。



髪を直してもらえないと分かった長女はいつも決まって、

困ったように、怒ったように、

泣きそうな声を出していました。





長女にとってはコンプレックスをさらけ出したまま、

外に出ることや、人に会うことは、

ただのわがままなんかじゃなく、

苦痛だったに違いない。



「なんで、私の髪はこんななの!?」と言って、

泣きながら自分の髪を引っ張っていた事だってあったくらいだから。






長女の不器用な「ありがとう」の奥に、

これまでの我慢や悲しみや怒りや苦しみを見つけてしまった私は、



初めて子どもとの会話で泣きそうになってしまいました。




超絶涙もろい私だけど、

こういうタイミングでの涙は初めてで、、、



でもなんとか寸前で止めました







きっと賛否両論あるんだろうけど、

私は長女に縮毛矯正かけてあげる事が出来て良かったと思ってます!



今後、

どの頻度で美容院に行く、とか

縮毛矯正、ずーーっと続けるのか?とか

何か影響は出てこないか?とか、

まだ分からない部分もあるけど、


その時その時に、

長女や旦那とも相談しながら、

きっと臨機応変に対応していくしかないかな、と思ってますウインク





長女の

活き活きとした表情や、

にこにこの笑顔の時間が増えることを期待してラブラブ








とりあえず、

ダウンスタイルを楽しんでる模様笑














長女に買ってあげた事のあるアイテム達↓