前回記事からの続編です。


愚痴や文句、
個人的な苦い思い出等々がございますので、
苦手な方はご遠慮ください🙏


もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや


「電話する」と言って電話を手にした夫に、
私は予め伝えた。






こちらがなんと言っても義母は荷物を送るだろう。

ただでさえ義母のそういう性格だし、
かつ既に物を購入済みだから、
手元に置いてても義母にとってはしょうがないし。


だから、送料はこちらで払うと伝えて欲しい。






「わかった。任せて!」と旦那。





そして、
電話する旦那の様子を遠目に見守ることにした。




「もしもし〜〜!
あ、○○(旦那の名前)!元気しよる〜??」

相変わらず独特の高い声が電話から漏れてくる




『あのさ、rurucoが言った荷物、急いでないからそんなすぐ送らんでええで』



「んー。ええよ、別に。もう買ったし。」



『次荷物送る機会があればって言っとったやろ?』



「ええて。もう買ったし。」



『あそ。じゃどうしても送るんなら、
俺、欲しいものあって、Amazonで買って実家に届くように手配するから、
それ届いたら一緒に送ってや』


「どん位あるん?良えけど早くしてや」


『分からんけど、今回はこっちが送料払うから』


「送料はええんやけど、とにかく早くしてや」


『うん。てかそれまで絶対送らんといてや!分かった?』


「分かったて。早よーねー!」



『はい、じゃね』

ガチャッ。









『電話したで。』と私に報告する旦那。
















アレッ。
なんか展開違うくねッ!?





財布の中身空っぽ発言とか、

こっちのメール理解してますか?とか、

今後は荷物送る前にひと言くれたら、
お互い気持ちよくやり取り出来るとか、、、、、



そういうの無いんや。。。。。


チーン。。。。









『あ〜ぁ!!
Amazonで欲しいもの探すの楽しみやわ〜。
rurucoも一緒にAmazon見ようぜ!!』と旦那。






なんか少し違和感を覚えるが、
実はこれ。

旦那なりの気の遣い方&義母対策なのを私は分かっている。



義母は、前述した様にちょっとやそっとこちらの思いを伝えたからと言って、受け入れてくれるような人ではない。


もっと言うと、
怒鳴りあって、罵声を浴びせ合っても自分がこう!と決めた事は貫く人なのだ



それを幼少期から学んだ旦那は、
義母との関わりには半ば諦めている所もある


でも、今回は嫁の私も関わっている事なので、
私の気分が少しでも軽くなるように、
「Amazonで何か買おうぜ〜」と明るく誘ってくれたのだと考えている


もちろん旦那も色々欲しかったのは事実だけど笑


それを証拠に、その後も旦那はキッチンの私の側を離れず、
「かあさん、昔っからあんなだから気にしない方がいい。
だから父さんは○▼※◇☆?◎って言ってるし。

俺なんて小さい時、、、」
義父のセリフはまぁ今回は伏せます笑

と、「それマジヤバイね。」と返したくなるような、
でも何度も聞いた義母のぶっ飛びエピソードをずっと話してくれた旦那





そんなぶっ飛びエピソードを聞くと、
私に対する「財布空っぽ」メールなんて可愛いものに思えてくる笑い泣き





義母がなにゆえ「早く」と荷物を急かしているか謎は残るのだが笑、

とりあえずその後義母からの
「【天かす】もあったら便利よね。
【コンソメ】も冬になったらさらに欲しくなるよね。←冬は関係ない気もするが。
どうせ送るなら早い方が良いかなと思って」

というメールが届き、

私の気持ちが大荒れに荒れたのとは裏腹に、

義母は大して気にしていないのでは?という思いが芽生え、
なんだかこの問題フェードアウトしそうな気配笑い泣き






ただ、今回の事件があって、
私の頭の中は義母の事でいっぱいになり、
これまでの事、これからの事を沢山沢山考えました。

というわけで、ここからが今回のテーマ【考察編】です笑い泣き





結論から言うと、義母は
「相手がどう思うか、どう受け取るか」という少し先の事象を予想する事が苦手です。

と言うか、そう言う能力が欠落しています。

ハッキリ言い過ぎてすみません笑






息子を妊娠中、義母が私達のアパートに初めて泊まりに来た時。
普段畑仕事で朝早い義母はその習慣から、
朝3時に起床し、
3時半からアパートの掃除を始めました。

もちろん旦那と私は寝ていて、
狭いアパートで掃除されてはドタバタな音で眠れません。
「時間考えてや!」の旦那の言葉に
「暇やからしゃーないやろ!」と逆ギレ。

私は何か解決策は無いかなと考え、
「5時ごろになったら川沿い散歩に行きませんか?朝日も綺麗に見えるんですよ!」と。

そしたら、義母、
「行かん!」と笑い泣き

あ、そうですか。。。




息子が生まれて数週間、乳児湿疹と鼻水グズグズが重なっていた時に、
義母はこう言いました
「この子は、肌も耳鼻科系も弱いんやね。
かわいそうに。」
初の産後で、またまだ身体が戻らない私の目の前で。
どんなに悲しかったか。







娘を妊娠中、悪阻と息子の世話で大変な時期に
「最近はなかなかキッチンに立つのも大変で」と伝えてしまった私。
よく手作りの野菜を大量に送ってくれていた義母はさらに思いを強くしたのか、
沢山の野菜を段ボールいっぱいに送ってくれました。
「沢山栄養摂って、体力付けてください」のメッセージと共に。

だけど、
キッチンに立つのすら大変だった時期に、
ほうれん草、ブロッコリー、春菊、水菜、白菜、キャベツ、グリーンピース、里芋、きゅうり、、、
しかもそれぞれが大量に来たら、どうですか?


せめて下処理はしておかなきゃ!と思いつつ、
ほうれん草だけでも20束以上あるのに、どうしよう。。。と気が重くなり、
なかなか腰が上がらず、

だんだん黄色くなっていく野菜達を見て、
毎日どれだけストレスだったか。。。


そして、また2週間後に同じような箱が届くのです。


誰かにあげれば良い?
あげられるものはあげています。
だけど、手作りの野菜。
形もイビツであれば、傷もあります。
虫もいます。
半分に切ったジャガイモが紫の時もありました。
木の枝のように硬くなったサツマイモもありました。
もらう人の気持ちになれば、そういうのは私はあげられません。


しっかり義母に断れば良い??
断って済むならとっくに断っています。
「いらないなら捨てていいで。」そう言われても、捨てる罪悪感もあります。
傷だらけで、切った所から茶色に変色する甘くないサツマイモは段ボール3箱にまでなりました。

グリーンピースは、冷凍庫の中でビニール袋3つ分になりました。

夫婦と子ども(2歳と0歳)の家庭への量です。





スーパーで買ったという魚の干物。
普通便で届けられて数日経っている為、魚の水分が漏れて来て、
配達員さんが臭いや濡れに困惑した時もありました。
この時はさすがに旦那もお怒りの電話を義母にしました。
「もう送らんでって言ったやろ?何回言わせるん?」
普段声を荒げない夫の電話に、義母の魚の送る頻度は減りましたが、
結局そこまで怒鳴らないと伝わらないものなのか。という。。。。



当時、私は義母のこういう荷物が本当にストレスで、
ある日地域の育児サークルかなんかで、
ちょうどテーマに「育児ストレス」が挙げられていて、
「育児ストレスではないんですけど、ストレスと言えば、、、」と義母の荷物の話をしたんです。


そしたら、
職員の方?相談員の方?が、
「今は葉物が高いからありがたいじゃない!
食べきれなかったら、みんなでもらってあげるわょ〜」と言ってくださったのですが、、、


ありがたい?

この状況が??

こんなにストレスを感じてるのに??

と、私には気持ちが軽くなるどころか、
「やはり誰にも分かってもらえない」とか
「気持ちを無駄にするダメな嫁なのだろうか」とさえ思えて来た



で、結局私を救ったのは、
ネット上で同じような経験をされている方達の言葉をたまたま見つけた時だった

「あなたの仕事は【もらう事】」という言葉に何かフッと気持ちが軽くなった

【もらう事】なら私にも出来ている!
じゃ、それで十分ではないか。

もし食べ切れなくても、腐ってしまっても、私の責任ではない。

そう切り替えられた事で、本当に本当に救われた。


こんな事もあった。
義母宅に帰省中、夜私がシャワーを浴びていると、
泣いた息子を抱っこであやしていた義母が
「よしよし、お母さんに会いたいんか?
お母さんはここやで。」と、

バスルームの扉をガバッと開けたのだ。

もちろん私は素っ裸でシャワー中。
素っ裸の頭にシャンプーの泡を乗せた姿を義母にお披露目する事になったのだ。

「すいません、閉めてください」と冷静に言ったものの、
デリカシーの無さにドン引きした当時。








久しぶりに会った時に、
「rurucoちゃん、育児大変やろ?
歯に疲れが出とるわ」と言われ、

「えー。ショックです!」と頑張って明るく返したものの、
結局見た目を非難された事に私はものすごくショックで、
つい涙が溢れそうになった

泣いちゃいけない!と必死に堪えたが、
様子を感じ取れない義母はそんな私にひたすら歯のウンチクを語り続けた


数日後、
「だいぶ歯も回復したね。栄養あるもの食べたからやで」と、
自分の家での食事を暗に評価したのか、
そんな話をした義母。
私はこの話題が辛すぎて、能面のように無表情に聞き流す事で泣くのを堪えた








娘が産まれてからは、
クルクルテンパの娘を見て
「この子はウロチョロ動き回るから、頭にまで栄養が行っとらんのょ。
もう少し大きくなったら髪の毛も治るよきっと」と。












なんだかダラダラとこれまでの経験を書いてしまいましたが、
これはほんの一部。




そして、
こんなに赤裸々にいくつもの経験を明かしたのも初めて。
言うまでもないがすべて事実。











私が義母に抱く気持ちが、
どういう経験から、どういう思いから、
そうなったのかを具体的に記す事で、
読んでくださる方の解釈•理解にも繋がるし、

私も自身の気持ちに整理をつけることが出来る気がした







で、先に述べた結論のように、

義母は
この言葉を言ったら、相手はどう思うか?

この行動をしたら、相手はどう受け止めるか?


という考えまでに思考が及ばず、
「○○する!」と決めたら、
とにかくそれを完結させないと気が済まない。

かつ気が強い、曲げず嫌い、粘り強い、肝が座っている、という性格も手伝って、


周囲の人は結構大変な思いをしている



今に始まったことではないので、
1番身近にいた義父や子ども達(旦那含む)は、
それこそ苦い経験が数多くあり、


普段本当に穏やかでにこやかな物腰柔らかい義父でさえも、
義母の話になると人格が変わってしまうほどだ。





旦那が幼少期を思い出して話すのを聞いた時に、
「あ。これは結構ガチでトラウマ的なやつなんだな」と、
感じた時もあった




そんな旦那が結婚当初、
「かあさんの事でrurucoに苦労をかけることがこれから先あるかもしれない。
でもその時はちゃんと俺に言ってね」と話していたのも、
こういう事だったんだな、と今は分かるようになった








で、今回の考察編をまとめると、、、。




とにかく義母は個性が規格外に強い。


だから、
その規格外のあまりにも強烈なものを真正面から受けてしまうと、


私自身の中で


怒りにもなるし、
悲しみにもなるし、
失望にもなってしまう





関わらなければ良い。
遮断すれば良い。
という考えもあるだろうけど、
「義母」と完全に関係を絶ってしまう事は私は望んでいない。


それは、
「大事な夫の母」だから、、なのか
「義母」という唯一の存在だから、、なのか
「良い嫁」と思われたいから、、なのか
「子どもにとっての祖母」を守りたいから、、なのか


よく分からないのだけど、
とにかく失うほどの覚悟はない。




だとしたら、どう関わって行けばいいのか。





結局、今のままが1番良いのだと思う。


頂いたものは「ありがとう」と受け取り、
時々孫の様子を伝え、
義母の健康を願い、
私達は私たちの生活をここで送る



何かを望んだり、変化を求めず、
お互いに干渉せず、
育児の悩みもアドバイスを求めたりもしない
違和感を感じる言葉が飛んで来たら耳を塞ぐ



その位の距離感がちょうどいい



私のためにも

私達家族のためにも

義母のためにも








これは決して冷淡な答えだとは思わない



お互いの生活や気持ちの安定を求めるには1番の答えだと思う




子ども達は義母を「いっつもビスコ沢山送ってくれるね〜ハハハッ」と言いながら、
慕っているし、
たまにするテレビ電話でも「ねぇねぇ、おばあちゃん聞いて!」と話が止まらない。




孫との会話に義母も嬉しそうな表情をする


だからきっと
これが私達の「幸せの距離感」なのだ







私は散々苦いエピソードを書いたけど笑、
嫌いにはなりたくない人だと確信がある




初の出産を終え、面会に来た義母
ベビーベッドで眠る義母にとっての初孫の元ではなく、

まず先に私の元へ来て
「頑張ったね。大変やったろ」と声を掛けてくれた

それがどれほど嬉しかったか。

出産の大変さを経験しているからこそ、
そう声を掛け、私の元へ来てくれた人。


私もいつか孫が誕生したら、
そんな風に行動したい、とすら思えた出来事。






散々書いた内容が、
矛盾してしまいそうだけど、
そんな忘れられない記憶もあるからこそ、
完全にシャットダウンは出来ないのだろうか。



そんなエピソードを思い出し、
ウルっとしてしまえる今のこの状況が、
やはり私にはベストな距離感なんだと、


やはり文章にすることで再認識する。











キラキラキラキラむらさき音符キラキラキラキラむらさき音符キラキラむらさき音符むらさき音符キラキラキラキラ


今回の内容、
決して愉快ではないものでしたが、
お付き合い頂きありがとうございました!



気持ちも整理できたし、
またいつもの日常記事をこれから綴っていけたらと思います。


特に義母ネタについては、
自分1人ではストレスに過ぎないものも、
ブログに書く事で他の方に読んでもらえ、
さらにコメントまで頂けて本当に気持ちが救われています。
以前ビスコのネタに、
「最近気持ちが沈んでいたんですが、久々にこんなに笑いました!」と感謝のコメントを頂いた事もあり。。。

私の愚痴まじりの記事をそんな風に受け取ってもらえているなんて!と、
ブログの存在、読んでくださっている方々の存在にこちらこそ感謝感謝!となりました。


今後も何気ない日常から、義母ネタまで出てくるかもしれませんが笑、
みなさまこれからもよろしくお願いしますウインク
















にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ
にほんブログ村

にほんブログ村 主婦日記ブログ 30代主婦へ
にほんブログ村