2019年2月18日(月)

 拉致被害者家族会と「救う会」が昨日、記者会見を開き、金正恩委員長に拉致問題解決に向けての「決断」を促していた。

 被害者全員一括帰国させれば、「国交正常化に反対しない」とも。昨年まで国際司法裁判所にかけ「処断」を求めていたのとは大違いだ。

 北朝鮮が拉致被害者を日本に返せない理由は秘密を握っているからとの前提で帰国被害者から「秘密を聞き出さないようにする」とも言っている。

 北朝鮮は秘密を握られてしまったから返さないのか?それとも、金正日総書記が「もう拉致被害者はいない」「解決済」と言った手前、出せないのか?あるいは、すでに亡くなっているから返しようがないのか、中央公論での蓮池薫さんとの対談でも言及したが、この点を解明することが先決のようだ。