3月17日(木)

 昨日、このブログで韓国政府の口先だけの対応を指摘したが、韓国大手紙「朝鮮日報」も昨日の社説で「韓国政府の対応は情けない」と嘆いていた。

 北朝鮮が韓国を攻撃するための小型化した核弾頭を公開しても、大気圏再突入の実験をやってみせても「北朝鮮に弾頭小型化の技術はない」「大気圏再突入の技術はまだない」と国防部が根拠も示さず繰り返していることに腸が煮えくり返ったようだ。「韓国政府は北朝鮮を過小評価することしかしない能がない」と揶揄していた。

 しかし、国防部としては仕方がないことだ。あれもこれも成功したとなれば、韓国はパニックに陥ってしまいかねない。いつだったか、国防長官が「私が認めれば、国民はガスマスクを買いに殺到するような事態になるだろう」と言ったことがあった。政府も国防部も国民に安心させるには志村けんのように「大丈夫だ」を連呼するほかないようだ。

 一方、一昨日の労働新聞は「先制的対応作戦方式は正当な自衛的選択」と題する記事で3日の大口径放射砲の発射も、10日のスカッドの発射も、そして同日行われた戦車兵器訓練も「断固たる対応措置の序幕に過ぎない」と韓国を脅していた。

 今度は、何を仕出かすんだろう?