
以前ご紹介した、国土地理院の地理空間情報ライブラリー(http://geolib.gsi.go.jp/)。 こちらの「地図・空中写真閲覧サービス」を使うと、 過去に撮影された空中写真などを自由に閲覧・ダウンロードすることができます。 400dpiの解像度でダウンロードできる空中写真は、出典を明記すれば申請等の手続き不要で利用することが可能です。 (より高解像度の1200dpiのデータについては所定の手続きによる購入や申請等が必要です) 戦後すぐの米軍による空中写真もあります。 以前に比べると、とても簡単に見ることができます。 面白くていろいろ見てるのですが、ちょっと気になったのが、 岩切地区西部にある新宿(にいじゅく)という集落の南側の様子です。

こちらがそのアップ。 1948年11月21日に撮影された写真です。 画面左上が新宿の集落。 その南側に、ちょっと周りと様子の違う農地が広がっています。 特に集落のすぐ南隣の部分は、 やや細長い区画の畑(田?)に囲まれた一画があります。

こちらは、先ほどの写真の約一年前、1947年10月24日に撮影された写真です。 なんだかずいぶん、きれいに四角く囲まれた部分があるように見えます。 囲まれた(?)部分の広さは、およそ100m四方ぐらい。 この四角は、1960年頃になると耕地整理で姿を消してしまいます。 この場所は、市の遺跡分布図を見ても、遺跡範囲には入っていません。 なんだろう。 もちろん、多数の中世遺跡がある岩切地区は、 おおくの研究者による研究の蓄積がある地域ですから、 このような空中写真についても、とっくの昔に検討の俎上にのせられていると思うのですが。 こういうのは、ただの気のせいなのかもしれません。 わずかな写真資料だけでは判断できません。 でもちょっと気になる。 すこしふしぎ。

以下の写真は、2012年の6月に新宿で撮影した写真です。 この時は、泉中央駅から松森城、新宿を通って、岩切まで歩きました。 上の写真は、北から眺めた集落の遠景。

集落の西端には、このような小さなお社があります。 熊野神社だそうで、 現在は岩切の八坂神社に合祀されているそうです。

こちらは、集落の東端から見た岩切方面。 この細い道をずっと行くと、 東光寺の手前で大きな道路に合流します。 こういう道をぶらぶら歩くのも楽しいです。