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きょうは、
蔵王町にある蔵王町ふるさと文化会館展示室で開催されている、

「円田盆地の考古学1」(蔵王町文化財展16)

を見学してきました。

展示室はちいさなスペースですが、
なかなか見ごたえのある内容となっています。
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蔵王町東部にある円田盆地。
そこで計画されたほ場整備事業にともなう発掘調査の成果が、今回の展示内容です。


縄文時代や弥生時代につくられた、狩りのための落とし穴がみつかった六角遺跡や原遺跡。

飛鳥時代にヤマトの王権が東北地方を支配する拠点建設のために動員した人々を住まわせたとされる、周囲を塀で囲んだ、「囲郭集落」といわれるムラがみつかった十郎田遺跡。

平安時代の有力者の屋敷跡とみられる建物群がみつかった前戸内遺跡。

などなど。

出土遺物だけでなく、
発掘時の写真や復元イラストも多用されていて、とてもわかりやすいです。
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また今回の展示では、
新聞等でも報道された「刈田」と墨書された土器も展示されています。

『続日本紀』という古代の記録には、
養老5年(721年)に陸奥国柴田郡から2つの郷を分割して、新しく刈田郡を設置したと記されています。

ところが、この「刈田郡」を成す2郷とはどこなのか、
円田盆地がこれに含まれるのか否かは、長いあいだ謎のままでした。

前戸内遺跡で出土した「刈田」の墨書土器は、この古代史上の謎の解明につながる発見で、
平安時代前葉に円田盆地が刈田郡に属していた事を証拠づける資料です。


この展示は、
宮城県蔵王町ふるさと文化会館で、10月14日まで開催されています。

アクセス方法など、くわしくは、
どきたんドットコム(蔵王町の歴史と文化財公式ホームページ)内の「イベント情報」をご覧ください。
http://www.dokitan.com/index.html