先週の土曜日、駒込にある東洋文庫ミュージアムに行ってきました。 宮城では蔵王や栗駒山が雪化粧していましたが、 東洋文庫のそばにある六義園はちょうど紅葉の時期で、多くの人でにぎやかでした。
東洋文庫は東洋学関連の貴重な文献を多数所蔵する専門図書館・研究機関です。 2011年にオープンした付属ミュージアムは、国宝や重要文化財に指定されている所蔵品を公開しています。
展示品の中には、 葛飾北斎画の庭訓往来や、勝海舟が使用していた高麗史など、 なかなか面白いものもありました。 ※館内はフラッシュを使用しなければカメラ撮影可だそうです。
こちらはモリソン文庫。 オーストラリア人のモリソンが収集した二万四千冊もの東洋関係の書籍を、三菱三代目の岩崎久弥が買い取ったものが、東洋文庫のコレクションの目玉のひとつとなっています。 中にはフロイスの「イエズス会士通信日本年報」なども含まれています。 時期ごとに企画展なども行われていて、コンパクトですが魅力ある施設でした。