
前回は、福島県伊達市にある梁川城跡の第30次調査見学会の様子をご紹介しましたが、 その会場のすぐ近くにあるのが、今回ご紹介する大手口の桝形です。 最初の写真は城内側(南)から撮影したものです。

梁川城跡は伊達氏の累代本拠の城ですが、 この雄大な桝形は、伊達氏の後にこの地を支配した蒲生氏あるいは上杉氏の時代のものと考えられているようです。 2枚目の写真は、北西方向から撮影したもの。 後ろの建物と比較するとわかりますが、土塁はかなりの高さであることが分かります。

同じく北西方向から撮影したもの。 この写真では、正面は城外側になります。 外側には堀があります。 阿武隈急行の最寄り駅で年配の地元の方と偶然お話しする機会があったのですが、 戦前はこのような土塁や堀があちこちにかなり残っていて、畑などに利用されていて、その方が子供の頃はよく土塁や堀のあたりで遊んだそうです。 戦後になると急速に宅地化が進み、いまではこのあたりしか城をしのばせるものは無くなってしまったのだとか。

桝形の西側には、東西方向の土塁が一部残っています。 土塁上には桜の木が立ち並んでいて、おそらく春は美しく彩られるのではないでしょうか。 最後の写真は、梁川城跡の南側を流れる広瀬川の様子。 左手奥が本丸跡がある旧梁川小学校(もう少し左かな?) この川の土手を歩くのはとても気持ちがよかったです。 仙台の広瀬川もいいですが、梁川の広瀬川も美しい川です。
