
御幸の浜を後にして、いよいよ小田原城を訪れました。 小田原城は小早川氏や大森氏の居城でしたが、明応四年(1495)に伊勢新九郎長氏(後の北条早雲)がこれを攻めて奪い取り、北条氏による関東支配の拠点として機能しました。 豊臣秀吉の有名な小田原攻めの際には、城下を土塁や空堀によって囲んだ総延長9kmにもおよぶ「総構(そうがまえ)」が築かれました。 現在ある天守閣は、昭和35年に復元されたもの。 3重4階の建物で、高さ38.7m。 実は私、天守閣を実際に見て登ったのは初めて。 天守デビューです。 初天守の感想は…。 ん~、微妙でした…。 やっぱり「つくりもの」というイメージが頭から離れない事も一つの理由ですが、いちばんの理由はお城の中の展示物。なんだか小田原城と直接関係ない物が多かったり、なぜか「いけばな展」が開催されていたり…。あまり雰囲気のある展示ではないです。 ちょっとがっかりでした。

これは天守閣からの眺め。 相模湾が見えます。 小田原攻めの時には、毛利や九鬼の水軍が展開していたんでしょうね。

こちらは、小田原城二の丸の入口にあたる銅門(あかがねもん)。 敵の直進を妨げる枡形門の構造です。 これは平成9年に復元が完成したばかりでピカピカ。 名前の由来となった門の金具も、まだあかあかとしています。

こちらは本丸の入口にあたる常磐木門。 多門櫓と渡櫓門を配した枡形門構造。 ずっしりとした重量感があります。 銅門よりも枡形の中が狭くて高低差もあるせいか、異様に圧迫感を感じます。

小田原城の本丸には象がいました。 ちょっとびっくり。 常磐木門をくぐって天守閣を仰いだら、左手に象舎が! この象さんはインド象のウメコ氏。 昭和22年生まれ…、ってことは60歳? 元気な団塊の世代がここにもいらっしゃいました。