
今日は、両国にある江戸東京博物館に「発掘された日本列島2007」を見に行ってきました。 最初、ちょっと入口がわからなくて戸惑いました。 1階の入口にも3階の入口にも表示なし…。再び1階に戻って館員の方に聞くと、5階でやってるとの事。 何か表示を設けてくれ…。 「発掘された日本列島」展は毎年開催されていますが、今回も面白い遺跡が紹介されていました。 愛媛県今治市の朝倉下経田遺跡(あさくらしもきょうでんいせき)という弥生時代の集落遺跡では、遺跡の中央から剣先を下に向けて立てた状態で埋められた銅剣が発見されています。 まるで「エクスカリバー」? どういう理由で埋納されたのかは不明で、いろいろな説があるようですが、集落の守りなどを願う祭祀に関係する物と見られているようです。わからないものは「祭祀に関係するんじゃ…?」と考えてしまうのは考古学ではよくあるパターンですが、類例が増えると面白いですね。 そして今回は、私が勉強している「城柵」遺跡の展示もありましたー! 出土品などの展示は無くて、写真などのパネル展示のみでしたが…。 それは宮城県加美町の東山官衙遺跡・壇の越遺跡・早風遺跡という遺跡群。 奈良時代から平安時代の遺跡で、官衙とその南に広がる碁盤目状の都市や防御施設から構成されます。 古代の「都市」というと、奈良や京都の都を想像しますが、地方にも存在した事が、最近の調査から分かってきています。 この遺跡群のほかにも、同じ宮城県にある城柵遺跡の多賀城跡、福岡県の大宰府跡などでも見つかっています。 じっくりと、いろいろな遺跡の調査成果や出土品を見ていると… すごい人物に遭遇!!! ちょうど滋賀県の関津遺跡という古代の道路跡と官衙がみつかっている遺跡の展示を見ている途中、横に小学生くらいの女の子が。 メガネをかけた頭よさそうな子。 この女の子、展示を見ながら何やらメモし始める。 チラっと見ると、小さなノートに小さな字でギッシリと字が書き込まれている!!! む、むむむむむ! ただボケーっと見ていただけの男(わたし)は、ちょっとびびりました。そして反省。 もっと気合いを入れて見なければ、と妙に厳粛な気分になりました。 こういう子供は将来りっぱな研究者になるんだろうな…。 その時には助手にしてください…、先生!
写真は江戸東京博物館の内部。