

上野公園の花園稲荷神社。 正式には忍岡稲荷といいますが、 俗に「穴稲荷」とも呼ばれています。 江戸初期、寛永寺創建の頃、 お寺の工事ですみかを失った狐たちのために、 天海僧正が一洞と祠をつくったのが始まりとされています。 入口の鳥居が続く参道は、 写真撮ってる間もひっきりなしに多くの人(特に外人さん)が入っていきましたが、 なぜかみんな途中で引き返してきます。 鳥居のトンネルをくぐり抜けると、 右手に花園稲荷神社の本殿があり、 正面には五条天神の境内が見下ろせます。 左手の細い道を行くと「穴稲荷」です。 再び鳥居をくぐると、 薄暗い建物の中へと入っていきます。 中は暗くひんやりとして不思議な感じです。 まるで異界に迷い込んだかのようです。 奥には祠、 その手前に「穴」。 穴の中からはタダナラヌ雰囲気が漂ってきます。 神妙な気持ちで参拝しました。 大仏山や穴稲荷など、上野は意外と奥が深いです。 公園内には擂鉢山古墳(前方後円墳 全長70m 5世紀後半 円筒埴輪出土)があったり、 面白い場所がいっぱいあります。