

作家の徳富蘆花の旧宅が保存されています。
徳富蘆花は1968年に熊本県水俣に生まれた作家です。
「不如帰」「黒潮」「自然と人生」などの名作を書き残しました。
彼はキリスト教の影響も強く受けており特にトルストイに傾倒。
1906年にはパレスチナ巡礼後にロシアへ渡ってトルストイと面会し、
5日あまり共に過ごして戦争や文学について語り合ったそうです。
明治40年まで東京の青山に住んでいた彼は、
土に親しむ暮らしを求めて当時の千歳村粕谷の地に移り、
昭和2年に亡くなるまでここで晴耕雨読の生活を営みました。
園内には木々が生い茂り、
かつての武蔵野の面影をしのばせます。
このような戦前に活躍した文豪の居宅が残されている例は少なく、
とても貴重なのではないかと思いますが、
訪れている人は意外に少なかったです。