みなさんおはようございます
神奈川県横浜市にある整体院iフィジカルです
本日のお題は
『鎖骨骨折とは?意外と多い身近な骨折』
です。
鎖骨骨折は、全骨折の約10%を占める比較的多い骨折です。
スポーツ中の転倒や交通事故など、肩から地面に強く落ちたときに起こりやすいケガです。
実は子どもから高齢者まで幅広い年齢層でみられ、
新生児でも分娩時の外力によって生じることがあります。
鎖骨は胸骨と肩甲骨をつなぐ骨で、腕を体幹に連結する大切な役割を持っています。
この骨が折れると、肩の位置や腕の機能に大きな影響が出ます。
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なぜ中央で折れやすいのか?
鎖骨はS字状にカーブした形をしています。
この構造のため、外力が中央部分に集中しやすく、
骨折の約70〜80%が中央1/3部分で起こります。
中央部は骨の断面積もやや細く、構造的に弱いポイントでもあります。
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骨折するとどうズレる?
鎖骨骨折では、筋肉の引っ張る力によって特徴的な転位が起こります。
体の中心側の骨片は、首の筋肉(胸鎖乳突筋)に引かれて上方へ。
腕側の骨片は、腕の重さや大胸筋・三角筋に引かれて前下方かつ内側へ。
そのため、
・肩が下がったように見える
・骨の段差が触れる
・患側の肩幅が短くなる
といった変化がみられることがあります。
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どんな症状が出る?
・鎖骨部の強い痛み
・肩を動かせない
・腫れや皮下出血
・腕を上げられない
・ゴリッという異常な動き(軋轢音)
重症例では、しびれや呼吸苦を伴うこともあり、その場合は神経・血管損傷や気胸を疑います。
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受傷のきっかけ
主な受傷機序は次の通りです。
・転倒して肩から落ちる
・肩への直接的な強い衝撃
強い外力の場合は、
・肩甲骨骨折
・肋骨骨折
・気胸
・腕神経叢損傷
を合併することがあります。
鎖骨骨折は「肩だけの問題」とは限りません。
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鎖骨外側の骨折とNeer分類
鎖骨の外側1/3で起こる骨折は「Neer分類」で分けられます。
TypeⅠ
靭帯は保たれており、比較的安定しています。
TypeⅡ
烏口鎖骨靭帯が断裂しており、不安定で転位が起こりやすいタイプです。
手術になることが多いです。
TypeⅢ
肩鎖関節面に骨折線が及ぶタイプです。
外側骨折は中央部よりも不安定になりやすい傾向があります。
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治療方法
多くの場合はスリングによる保存療法が選択されます。
ただし、
・著しい転位
・神経や血管損傷
・開放骨折
・不安定な外側骨折
などの場合は手術が検討されます。
手術ではプレート固定やピン固定が行われます。
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骨がくっつくまでの期間
骨癒合の目安は6〜12週程度です。
子どもは比較的早く、高齢者ではやや時間がかかる傾向があります。
ただし、「骨がついた」ことと「肩が元通りに使える」ことは別問題です。
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注意しておきたいこと
・高齢者は関節拘縮を起こしやすい
・偽関節(骨がくっつかない状態)になることがある
・骨が短縮してくっつくことがある
・変形が残ることがある
・手術後に早く動かしすぎると固定がずれる可能性がある
特に高齢者では、骨折後の活動量低下から二次的な筋力低下や姿勢変化が起こりやすいです。
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リハビリの目標
リハビリは段階的に進みます。
初期
痛みを抑えながら、拘縮を防ぐ
中期
可動域を回復させる
後期
筋力を回復させ、肩甲帯の安定性を取り戻す
最終目標は、
・日常生活動作の回復
・仕事復帰
・スポーツ復帰
つまり「肩としてしっかり機能する状態」に戻すことです。
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まとめ
鎖骨骨折は比較的よくある骨折ですが、
転位や合併損傷によっては後遺症を残すこともあります。
骨がくっついた後のケアやリハビリが、その後の肩の機能を大きく左右します。
痛みが引いたあとこそ、肩の動きや使い方を見直すことが大切です。
本日は以上です
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