もうじき、毎年恒例の盲導犬育成のためのチャリティーコンサートがあります。

数年前、こちらであるまじき偽善を目の当たりにしましたので、書き留めておこうと思います。


ある犬好きな、かつて天才と言われたピアニストは、「愛犬と一緒に舞台に連れていくのが夢」というようなことを、エッセーで書きました。それを読んだそのチャリティーコンサート事務局は、このピアニストに出演打診をしたところ、すごい乗り気で話がトントン拍子だったそうです。


コンサート開催すると、かなりの費用がかかるものなのですが、大きく占めるのが、演奏家へのギャラです。

チャリティーコンサートと聞くと、演奏家自身が、ノーギャラというイメージされる方が多いとは思いますが、ほとんどそうではありません。演奏家によって、ギャラ全額貰ったうえで、1~100%の寄付をする、ということもあります。


ところが、この元天才ピアニストは、ギャラを全額&たくさんのチケットの無料提供を要求、愛犬もステージに登場し、偽善トークも連発し、ホクホク顔で帰って行ったのでありました。


つまり、盲導犬を育成する資金を集めるチャリティーコンサートなのにもかかわらず、赤字になったのです。


善意からコンサートに集まった方々は何も知りません。

心が痛みます。