『木洩れ日の中で』『イージーライダー』等
1970年代のアメリカンニューシネマ時代に
超大活躍したピーターフォンダ主演の作品です。
俳優としても全盛期のピークを迎え、
自分の会社も設立し映画を大量生産していた
正に脂の乗った頃の映画です。

ピーターフォンダ演じる歌手志望の囚人ボビーは、慰問に来た人気カントリー歌手デュプリーに自作の曲を盗まれてしまいます。出所後、ボビーがデュプリーともめた際に、デュプリーが大けが。逃走するはめになったボビーは、コーラスガールのティナの協力もあり、レコード店や酒場などで歌って人気を得ていくというコメディチックなストーリー。
警察に追われ続けながらも歌手としての知名度が高まっていくのですが途中水上アクションやらどんどんアクションぽくなってきます。
映画の大半がその繰り返しなのでちょっと飽きが来てしまいそうですがアメリカ好きにはたまりません。
街の風景、車もバイクも、道路さえ何もかもが70年代のアメリカを映し出してくれているのでその時代が好きならば是非オススメです。歌っているバーの雰囲気やレコーディングの様子、僕らがかつて憧れた自由の象徴アメリカそのものの何とも言えない雰囲気満載の映画なのでそっちメインで観賞もありでしょう。

余談ですが劇中実際にピーターフォンダが歌唱していますのでそこも注目です。
映画タイトルであるアウトローブルースもカントリーチャートではプチヒット、この曲なんとダリルホール&ジョンオーツが書き下ろしてくれたそう。