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 魔法の羽根

自作シムのラブカが

魔法使いタウニーティーンの

ミヤザキくんを育てる様子です。

たまにお迎えしてるシムさんに

セリフをお願いすることがあります。

創作ですが不快に思われた

作者様は、遠慮なく

私にお申し付けください。

同じくデフォシムにも
セリフを割り当てております。
解釈違いなどがある方は
閲覧をしないように
気をつけてください。
 

また作中に出てくる
魔法使いの設定などは
私の完全創作です。
ゲームとは一切関係ありません。

 

前日譚

 

昔々、とある国では精霊や妖精と共存し
その力を借りた人間が魔法を使えるようになった。
しかし魔法の力は人の体を蝕み寿命を早め、
身体を異形の姿へと変え不幸をもたらした。

一方、別の国では山に住む神を祀り
その神が人々に力を分け与えていた。
神を守り、神を敬い、神を畏れる
この一族を神守りの民と呼んだ。
精霊や妖精の力とは違い神の力は
人の体を蝕むことはなく神守りの民は皆
美しい容姿をしていたそうだ。





Copperdale
カッパーデール高校

 

 

 

モーガン

「ちょっと!ツバサ!!もう授業始まるよ!!」

 


モーガン フィアス 高校生

 

ツバサ

「ZZZ」

 

モーガン

「ツバサ!!!起きなさいよ!」

 

ツバサ

「…んぁ…モーガンか。

なんだよ、なんか用か?」

 


ミヤザキ ツバサ 高校生

 

 

モーガン

「なんか用か?じゃないのよ!

授業出る気ないの!?

ツバサこのままじゃ留年か…最悪退学になっちゃうのよ!?」

 

ツバサ

「なんだよ、そんなことかよ。

別に俺はもう就職先も決めてるし退学とか問題ないけど」

 

モーガン

「問題あるの!

とにかく授業に出て!

この前もイアンが心配してあげたのに喧嘩するし…!」

 

 

ツバサ

「イアンは先生に気に入られたいだけだろ。

それともなに?

お前、俺がいないと寂しいの?

じゃあ出てあげてもいいけど?」

 

モーガン

「ふざけんじゃないわよ!

なんで私が…!!!

そもそも授業サボったり変なタトゥー入れたり!

不良ぶりたいならレネゲイズ入りなさいって!」

 

ツバサ

「お前こそまだ入ってんの?

それこそなんちゃって不良じゃん」

 

 

モーガン

「あそこのプールはジャックさんが管理してるから

壊しても怒られないし騒いでもいいし人に迷惑かけないでしょ?」

 

ツバサ

「人に迷惑かけない不良ってなんだよ。

お前こそ不良ぶるのやめろよな。

普通にしててもウォルフとは仲良くできるだろ」

 

モーガン

「なんでウォルフが出てくるのよ!」

 

 

ツバサ

「わかってるって。

お前がウォルフのこと好きなのは黙っとくよ」

 

モーガン

「だから違うって言ってんでしょ!?」

 



 

 

モーガン

「あのバカ!

結局授業サボって!!」

 

ウォルフガング

「ツバサか?

もうほっとけば?」

 


フォルフガング マンチ 高校生

 

モーガン

「そうもできないじゃない!

このクラスから落第が出るなんて嫌よ!」

 

イアン

「そうですね…。

僕もツバサくんには頑張ってほしいんですけどね…」

 


イアン カーター 高校生

 

 

ウォルフガング

「ほっとけって。

あいつに絡んでもいいことねぇよ。

イアンだってこの前殴られたろ?」

 

イアン

「ええ、ですが、暴力には屈しません!」

 

モーガン

「屈するとかじゃなくて…。

イアンは言い方がよくないのよ。

仲良くもないのにはっきり断定する感じが…

ちょっと…腹立つのよ」

 

イアン

「え?」

 

ウォルフ

「まぁな。

それはなんかわかるわ。

その髪型もイラっとするしな」

 

イアン

「え…?」

 

 

モアランド

「…カグラ?聞いてるか?

宿題もやってくるし成績もいいしあまり言いたくないんだけどね。

確かにうち服装自由だけどね、ちょっと…

アイスクリームのピアスとかはどうかなって先生思うんだよね」

 


アンヘロ モアランド 教師

 

カグラ

「…あ!ごめんなさい聞いてませんでした!」

 


カグラ フィッシャー 高校生

 

 

モアランド

「そっかー、先生一人で喋ってたみたいだなー」

 

カグラ

(ツバサくん…かぁ…)

 




Sulani
オハナリ・タウン

 

 

カグラ

「お兄ちゃーん!!」

 

ラブカ

「おー、おかえり」

 


ラブカ フィッシャー 自然保護活動家

 

 

カグラ

「お兄ちゃんさ、この前バチェロレッテがあるって言ってたよね?」

 

ラブカ

「そうなんだよ。

でも紹介できそうな奴がいなくてさ…」

 

カグラ

「私のクラスメイトとかどう!?」

 

 

ラブカ

「クラスメイト?ティーンじゃん」

 

カグラ

「うん、だから卒業したら向かうの」

 

ラブカ

「あー、そうか。

そうきたか…。」

 

カグラ

「どうかな?」

 

 

ラブカ

「まぁ…そうだな…

とりあえず会ってみたいんだけど連絡取れる?」

 

カグラ

「いいよー!

じゃあこっちきてもらうね!」

 




Sulani
オハナリ・ビーチ

 

 

カグラ

「お兄ちゃん!連れてきたよ!」

 

ラブカ

「彼が…?」

 

カグラ

「うん!ツバサくん…ミヤザキ ツバサくんだよ!」

 

ツバサ

(なんで俺南国に来てるんだ…?)

 

 

 

ラブカ

「おい、カグラ、彼には説明したのか?

色々…」

 

カグラ

「ん?色々ってなに?」

 

ラブカ

「…えっと、ツバサ…って呼ぶけどいい?

カグラからなにも聞いてない?」

 

ツバサ

「ん?なにもってなんすか?

俺こいつにすぐにSulaniに来いって言われてきただけなんすけど…。

でも夜でも暖かいんすねー。

カグラが真冬でも奇天烈な格好してる理由がわかりました」

 

ラブカ

「…カグラ、学校にもあの格好で行ってる?」

 

カグラ

「ううん、あの格好では行ってないよ」

 

※あの格好

 

ラブカ

「ならいいけど…。

それでツバサ、今日来てもらったのは、君に頼みがあるんだ。

ティーンの君にこんなこと言うのはおかしいかもしれないけど、君…結婚する気はある?」

 

ツバサ

「え?カグラと?

正直俺カグラとはあんま話したことないし急に言われても…」

 

ラブカ

「いや違うカグラじゃない!

実はね、異世界でバチェロレッテがあるんだよ」

 

ツバサ

「バチェ…?」

 

ラブカ

「そう、8人で共同生活しながら真実の愛を探すんだ」

 

カグラ

「お兄ちゃんの恋人の薫さんもそのバチェロレッテだったんだ。

お兄ちゃんはそのバチェロレッテに参加して、薫さんの真実の愛になったの!」

 

ツバサ

「へぇ…」

 

 

ツバサ

「いやなんかすごい話っすけど結婚とか真実の愛とかは興味ないっすね

別に今の生活で満足してるし」

 

カグラ

「満足してるのに授業出ないんだ?」

 

ツバサ

「え?」

 

カグラ

「カグラには満足してないように見えたよ」

 

 

ツバサ

「それは周りの大人がウザいから。

俺に親がいないってだけでバカにしたり同情したり。

クラスメイトだってみんな…」

 

カグラ

「親がいないなんて普通だよね?」

 

ラブカ

「そうだな。俺たちもいないしな」

 

ツバサ

「え?」

 

カグラ

「あとデュアンくんもだよね?」

 

ラブカ

「ああ、今はマコアとリリアナが面倒見てるけど。

俺の友達も親がいなくて兄弟2人で生活してたり、確かリリもだったかな」

 

カグラ

「結構みんないないよね。

親がいる方が珍しいんじゃない?」

 

ツバサ

「そ、そう?

で、でもモーガンとかウォルフとかはちゃんと…」

 

カグラ

「ウォルフガングくんはママだけだよね?」

 

ツバサ

「ま、まぁ…」

 

ラブカ

「まぁでも、親がいないからって好き勝手していいわけじゃない。

ツバサは今一人暮らし?」

 

ツバサ

「い、一応施設にいるけど…」

 

 

カグラ

「じゃあとりあえずお兄ちゃんと住みなよ。

お兄ちゃんがバチェロレッテの口説き方教えてくれるよ」

 

ラブカ

「そんなの教えられないけど」

 

ツバサ

「いやでも俺行くとは…」

 

ラブカ

「あ、じゃあ顔だけ見る?」

 

ツバサ

「あ!見る!見たい!!」

 

 

 

ツバサ

「…え、結構可愛い…。

え!?これ…!!!

札束フォン!?」

 

ラブカ

「はぁ…ちょっとこういうところはあるけど悪い人じゃないよ…人間不信になってるだけで」

 

ツバサ

「俺バチェロレッテ参加する!!

ラブカ先輩!!!

バチェロレッテの口説き方教えてください!!!」

 

ラブカ

「いやだから俺もそういうのは教えられないって…」

 

カグラ

「じゃあ私はヤマさんたちの家にお邪魔するねー」

 

ラブカ

「え!?

3人で住むんじゃないのか!?」

 

カグラ

「狭すぎだよー

お兄ちゃんだけ海で寝る?」

 

ラブカ

「…そうか…。

とにかく迷惑かけるなよ?

イタズラはほどほどにな?」

 

カグラ

「大丈夫大丈夫!」

 

 

ラブカ

「たまには顔出せよ?」

 

カグラ

「もー、お兄ちゃん心配性なんだから。

少しは妹離れしないとー!」

 

ラブカ

「…カグラがそれ言うのか?」

 

ツバサ

「海で寝るって…なに?」

 



 

 

 

 

 

ラブカ

「もともと俺とカグラで住んでた家を改築してもらった。

これなら男2人でも十分住める」

 

ツバサ

「すげぇ!なんか火燃えてる!」

 

ラブカ

「とりあえず今度の週末はヤマさんのところに行こうか」

 

ツバサ

「ヤマさん?」

 

ラブカ

「そ、バチェロレッテで一緒に戦った戦友?」

 

ツバサ

「それって恋敵ってやつじゃん!

いいの!?」

 

ラブカ

「その頃はね。

今はそういうのないよ。

ずっと一緒に生活したからね。

みんな本当にいいシムだし。

ツバサに紹介するよ。

もちろん、薫さんにも会わせるよ」

 

ツバサ

「その人も札束フォン持ってる?」

 

ラブカ

「持ってない」

 

 

続く…

 

 

Thanks!!

タツ

区画お借りしました

 

Maxis Match CC World

居眠りMODお借りしました

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます

キラキラお願いキラキラ

 

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