フェリシアさんと
カネオくん

ひつじのシムズ4さんで連載されていたたかり屋チャレンジの主人公、ヒモカワ カネオくんをお迎えして自作シムのフェリシアと恋してもらうお話です。

物語パートとプレイログパートに分けて更新します。

拙い文章ではございますが、今日は物語をお楽しみください。
 

また本記事はひつじさんとは無関係の2次創作企画です。

ひつじさん、及びひつじさんのファンやカネオくんのファンの皆様、不快に感じましたら申し訳ありません。

Twitter、wavebox、コメント欄、どこからでもプレイヤーであり筆者であるRinまでお申し付けください。

ひつじのシムズ4で連載されていた

カネオくんのお話はこちら。

未読の方はぜひ一読してみてね札束

 

 前回のお話

【第9話】悪意

楽園

 

 

キャー!!なにこれ!?

 

 

全部の家具が壊れてるなんて…
流しも…

 

 

トイレも…

 

 

シャワー…

 

 

キッチンの流しも…

 

 

床びちゃびちゃ…

 

 

コンロから火が出てる!
でもとりあえず冷蔵庫直さなきゃ中の物腐っちゃう!

 

 

修理して出てきたのパーツは取り出して…
アップデートに使おうかな。
う、ゴミ漁りしたら身体が臭い…
先にシャワー浴びてこなきゃ。

 

 



 

よし!火を吹くコンロは怖いけど、やらなきゃ!

 

 

中から直せば火傷しないよね…

 

 

次はテレビ…

 

 

パソコン…
次はキーボード…

 

 

きゃああああああ!

 

 

感電しちゃった…
本当に死んじゃったかと思った…

 

 

…死ぬのってこんなに怖いんだ…

 

 

どうしよう、まだステレオ直ってないけど…
今やってまた感電したらこわいし、直すのはあとにしよう。
お仕事しちゃお。

 



 

 

終わったー!
よし、じゃあステレオの修理しよう。
ここだと狭くてできないから移動して…

 

 

ふぅ!
なんとか全部片付いたかな。

 

 

…そういえばさっき本当に怖かったな…。
誰かに話を聞いてもらいたい。
ちょっと外に出てみよう!

 




スパイス・マーケット

 

 

あ!ミネルバおばちゃん!!

ん?ああ!アンタはメリルんとこのもらいっ子じゃないか!

 

 

ふふ、おばちゃんまたそれ言ってる。

 

はっはっは、メリルの嫌味な連中に比べたら魔法の力のないアンタはまるで一族に似つかわしくないくらい良い子だからね。
もらいっ子でいいんだよ。


えー、フェリシアはママとパパと家族でいたいよ。

…アンタは本当に良い子だね。
それよりよく外に出てこれたね?
アタシらもメリルの結界は破れないから連れ出すこともできないっていうのに。


うーん、なんか家の門が開いてることがあってね。
その時逃げ出したんだ。

 

 

そうかい、それでメリルの奴ら最近おかしいんだね?
アルフレッドなんか最近じゃ魔法の国には一切顔を見せなくなったし。
あの引きこもりの坊ちゃんは前からたまにしか見てないけどね。


そうなんだ…。

 

 

…フェリシア、なにかあったら力になるよ。
前ほどの力はないにしても、うちも名門チャームファミリーだからね!


ありがとう!
…ねぇ、じゃあ…
お話聞いてほしいの…。


なんだい?

 

 

フェリシアね、さっき家の家具を修理してたの。
そしたら急にビリビリ!!って。

 

 

本当に死んじゃうかと思ったんだ…
とっても怖くて…
フェリシア本当に死んじゃったらどうしよう!!


落ち着いてごらん、フェリシア。
いいかい?
誰のもとにも平等に死は訪れるんだ。
もちろん死なない奴もいる。
アンタの両親なんかは魔法薬の力で永遠の命を手に入れてるし、ヴァンパイアの奴らや一部のウェアウルフなんかもそうだ。
でもそれ以外はみんな同じ。
アタシもアンタも、いつか死ぬ。

 

 

どうしたら死ななくなるの?
ヴァンパイアになればいいの?


違うよ、フェリシア。
死なないことは喜びじゃないんだよ。
どう生きるかが問題だ。
人はみな老いて朽ちていく。
だからこそ、人生を丁寧に生きれるんだ。
簡単に不死を選ぶべきじゃない。
不死であることは人を歪ませる。

 

 

これからフェリシアは長い年月を生きる。
その日々は常に死に向かってる。
死を恐れることはないさ。
さぁ、深呼吸してごらん。

 

 

スゥー…
ハァー…

 

 

どうだい?
楽になったかい?

 

 

うん!なんかもう死ぬことは怖くない気がする!

はっは!
そりゃよかったね!

 

 

アタシはいつでもフェリシアの味方だよ。
アタシだけじゃない、ダレルやジェマも…たぶんね。
今はダレルにフィアンセもいる、彼女もきっとアンタの力になる。
だからメリルの奴らを叩きのめすんだよ!


おばちゃん、フェリシア自分のママとパパを叩きのめしたりしないよ。

 




翌日

 

 

うーん、またか…。
なんとかなると思ったんだがなぁ…。

 

 

上手くいかねぇな…。

カネオくん!

…ん?

 

 

やっぱりカネオくんだ!
おはよう!


ああ、おはよう、どうしたんだ?

 

 

あのね、フェリシア近くまた引っ越すかもしれないの。

 

 

なんだって!?
どこに!?


え、っとわかんない…けど、San Myshunoからは出るつもりないよ。

 

 

なぁ、フェリシア、相談なんだが、もし引っ越す時には声かけてくれよ。
今俺の部屋色々問題あってさ!
なんか上の住人からゴミ落とされたりして困ってんだよ。
このアパートから出るなら一緒に住もうぜ。


え!?そうなの!?
それは大変…だけど…。

 

 

一緒に住むのはちょっと緊張しちゃうし…。

あー…まぁ、部屋の間取りによるよな。

 

 

でも覚えといてくれ、引っ越す時教えろよ?

うん、わかった。

 

 

大丈夫だよ。
フェリシア、カネオくんに黙ってどこかに行ったりしないからね。

 

 

ずっとカネオくんと一緒にいるよ。
ねぇ、とりあえずうち来て。
カネオくんのお部屋がそんなに大変だって知らなかった。

 

 

フェリシア、ありがとう。

ふふ、あ、じゃあさ!
気晴らしにお出かけしようよ!
デート!デート行こ!!

 

 

ああ、いいな、どっか行きたいとこあるか?

うーんとねぇ…あ!!

 




Sulani
サンド・シムオリオン・ビーチ

 

 

海だよー!!
カネオくん!
海!!


はは、そうだな。

 

 

あ、あそこ小屋みたいになってる!

 

 

なんかとっても素敵だね。
ビーチにこんな場所作るなんて。


そうだな、雰囲気いいよな。

雰囲気?

 

 

そ、デートっぽいだろ?

ふふ、そうだね。
…ねぇ、カネオくん。


なんだ?

 

 

ありがとう、こんな遠くまで一緒に来てくれて。

なんだよ改まって。
俺も久々にSulani来たかったしな。


そっか、カネオくんは来たことあるんだ。

 

 

あー、まぁ…こっち来てからは初めてか。
フェリシアとが初めてだ。


そうなの?こっちって?

San Myshunoに来てからは、ってこと。

 

 

なぁ、それよりせっかく海来たんだし泳ごうぜ。

 

うん!

 

 

カネオくん待ってー!

おい、見ろよ。

 

 

うわぁ…
綺麗…。


すごいよな。

 

 

カネオくんと見れてよかった。
こんな綺麗な景色の中で生活してる人もいるんだよね…。


そうだな…。

 

 

ほら!

パシャ

うわ!
カネオくん冷たいよー!!

 

 

えい!!

バシャ!

うわ!!

 

 

はは、かけすぎだろ。

ごめんね、いっぱいかかっちゃった。

楽しいか?

…うん、すっごく…。

 

 

 

 

…。

 

 

なんだよ、今日はやけに積極的だな。

えへへ、海の中だからかな。

 

 

はは、いいね。
そういう女も嫌いじゃないぜ。


カネオくんってばタラシだー!
ふふ、でも私は、そんなカネオくんだから好きになったんだよ…。


物好きだな。

 

 

そんなことないよ。
誰でもきっと、自分にない物を持ってる人に惹かれるんだよ。


ああ…そうかもな。

 




翌日

 

 

昨日デートに誘ったばかりだけど、今日愛の日だったんだ…。
どうしよう、またデートに誘ったら迷惑かな…?

 

 

ん?
メッセージだ…。

 

 

え!?カネオくん!?
…カネオくんから誘ってくれるなんて思ってなかったな。

「もちろん!今すぐ行くから待ってて!」

 




Brindleton Bay
クラブ・ミケネコ

 

 

カネオくんから誘ってくれると思わなかった。
すごく嬉しいな…。

 

 

近くに住んでるし改めて誘うことなかったもんな。
でも今日は愛の日だろ?
せっかくだから誘ってみたんだ。
来てくれて嬉しいよ。
そうだ、愛の日だから用意してみたんだ。

 

 

わぁ!薔薇の花!!
とっても良い香り!
すごく嬉しい!!
ありがとう、カネオくん!


喜んでもらえてよかった。
普段こんなことしないからちょっと照れるな。
まぁいいや、中入ろうぜ。


あ、待って!

 

 

これ、私からも薔薇の花…。

え!?いいのか!?

 

 

はは、フェリシアから薔薇をもらえるとは思わなかったな。
すげぇ嬉しいよ。
正直こんな風に愛の日に薔薇もらったの初めてだ。


へへへ、ホントだ、ちょっと照れるね。
私飲み物買ってくるね。


あ、待てよ。

え?

 

 

フェリシア、俺は…
アンタみたいな奴に愛されたことはないんだ。
俺とは全然違う…。


カネオくん…?

 

 

いやなんでもない。
フェリシアは…そのままでいろよ。


え?…うん。
フェリシアは変わらないよ。

 

 

そうだよな。
なんか変なこと言ったな。
悪い。


ううん、そんなことないよ。
フェリシアはずっとフェリシアのままだし、カネオくんもずっとカネオくんのままでしょ?


…そうだな。

 

 

フェリシアはこれからもドールハウス壊されて泣いててくれよ。

えー!?
ドールハウス壊してたのカネオくんなの!?


気づいてなかったのかよ。

やだー!ドールハウスは壊さないで!!

それは無理だ。

ひどいよー!

 

 

ドールハウスは壊しちまうけど、それでもいいか?

うん、壊されちゃうのとっても嫌だし悲しいけど、カネオくんがいない方が嫌だな…。

 

 

 




翌日
カスバ・ギャラリー前

 

 

 

昨日も一昨日もカネオくんと一緒にいられて楽しかったな…。
一緒に住んだら…毎日いつも一緒にいるんだよね…。

 

 

ん?あれは…パパ?

 

パパ!

…。

ねぇパパ!
なんで無視するの!?

 

 

…フェリシア、ついてきなさい。

…え?…うん。

 

 



 

 

アートの天才ヒモカワ カネオの新作!
今なら大特価!

 

 

うーん、やっぱこっちの世界だと思うように売れねぇな…。
フェリシアも意外とガード硬ぇし…。
いい金づるいねぇなぁ。

 

続く…

 

 

こんにちは、Rinですぽってりフラワー

今回もプレイログからの公開にしてみました。

今週は物語もプレイログからの抜粋なので分かりやすかったのでは?と思ってますがどうでしょうか?

最近は本家カネオくんがTwitterだけじゃなくブログにも登場しておりプレイヤーはほぼ毎日尊死を繰り返しております(笑)

 

ティーンから金を巻き上げようとして成敗されてるカネオくん最高!

ちなみにカネオくん関係なく魔法学校は素敵な学園ドラマが繰り広げられており、早急なアニメ化を希望します!

 

さて、こちらではカッコいいカネオくんを描かせていただいてるんですが、如何せんカネオくんがデレるのでいつかひつじさんやカネオくんファンの皆様に「解釈違いがすぎる!」と怒られてしまいそうです。

個人的には1人に深く愛されるカネオくんも、本家のヘボ可愛いカネオくんも、本家本編の歪みきったカネオくんも全て大好きなのでみんなもカネオくんを幸せにしてみてね!!

(人様のシムを勝手に勧めて申し訳ない)

 

Thanks!

ひつじの姐さん

カネオくんをお借りしています!

本当にありがとうございますキラキラ

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます

キラキラお願いキラキラ

 

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第10話プレイログ:天国はたぶんここ

 次回のお話…未定

 

 

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