フェリシアさんと
カネオくん
ひつじのシムズ4さんで連載されていたたかり屋チャレンジの主人公、ヒモカワ カネオくんをお迎えして自作シムのフェリシアと恋してもらうお話です。
物語パートとプレイログパートに分けて更新します。
拙い文章ではございますが、今日は物語をお楽しみください。
また本記事はひつじさんとは無関係の2次創作企画です。
ひつじさん、及びひつじさんのファンやカネオくんのファンの皆様、不快に感じましたら申し訳ありません。
Twitter、wavebox、コメント欄、どこからでもプレイヤーであり筆者であるRinまでお申し付けください。
ひつじのシムズ4で連載されていた
カネオくんのお話はこちら。
未読の方はぜひ一読してみてね
前回のお話
悪意
もう！また変な臭いがする！！
もしもし、大家さん？
あのね…
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フェリシアさん、またですか？
ごめんね、この前も壊れたし、その度に大家さん呼んじゃって…。
まぁ、この部屋も古い設備ですからねぇ…。
うーん、そうだ、フェリシアさん、資金に余裕があればですが、引っ越しをしてみませんか？
え、この前ここに住み始めたばかりだし、このアパートから出たくない…かも…。
大丈夫ですよ、すぐ隣の部屋なので。
隣？
ええ、すぐ隣の部屋です。
間取りは狭くなるんですが、ここのように備品が壊れたりネズミや虫が出たという報告はありませんし、支払額もさほど変わりません。
いかがですか？
わぁ！ほんとに！？
じゃあ引っ越したい！
では、決まりです。
引っ越しはすぐされますか？
フェリシアさんは毎月きちんと支払いしてくれるいい借主さんですから、できる限りお手伝いもしますよ。
ありがとう！
うん、すぐ引っ越したい！
ん？…ねぇ、それじゃあ…
毎月支払いしてくれない人もいるの？
もちろん！
特にあの男は本当に…！
…いえ、こんなのフェリシアさんに話すことじゃないですね。
忘れてください。
さて、ではお引っ越しはすぐでもいいですか？
うん！
ありがとう大家さん！
ではすぐ手配しますね。
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同日
カルペッパーハウス17号室
ここが新しいお部屋…。
ふふ、家具も少し新しくしちゃった！
少し狭いけど、フェリシア1人だし全然いいかも！
ガチャ
ん？
あ！やっぱりカネオくんだ！
ああ、フェリシア…
そういえば新しい奴でも越してきたのか？
うるさかったな。
ううん！
フェリシアが引っ越したんだよ！
は？どこに！？
隣のお部屋！
え？隣？
うん、ほら、フェリシアのお部屋ってネズミ出たり変な臭いしたりしたでしょ？
大家さんに相談したらお隣の部屋も空いてて、そこだと新しい部屋だからそういうこともないだろうって！
そうか…。
ふふ、遠くに引っ越しちゃうかと思った？
は？いや…。
大丈夫だよ、フェリシアはカネオくんに黙っていなくなったりしないよ。
…はは、そうだな。
…じゃあ俺仕事行くわ。
行ってらっしゃい！
…フェリシアは…ずっといるからね。
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某日グリマーブルック
メリル家
母さ…えっと、母上。
なんですか？
えっと、あの…
まごまごしてないでハッキリと喋りなさい。
は、はい…あの。
フェリシアの件ですが…。
ああ、それはあなたが心配することはありませんよ。
いえ、そうではなくて…。
なんです？
…フェリシアと一緒にいる男のことですが、その…さ、探さなくてもよいのでは…？
…アルフレッド。
あなたはその男に負けたのですよね？
ま、負けたというわけでは！
た、ただその、不意をつかれたので！
魔法をかけられてしまったというだけで…！
…そうですか。
しかしメリル家の人間がいたずら魔法をかけられたとなっては一族の恥です。
それはあなたも理解できていますね？
は、はぁ…しかし、その…か、彼は！
えっと…私の友人でも、あるので…。
はい？友人？
い、いや友人は言い過ぎですが！
その、彼は私に憧れているようでして！
少し親しくしてやっているので…！
…アルフレッド、親しい相手だから、わざと負けた、ということですか？
そ、そうですそうです！
ではなぜその親しい相手とフェリシアが一緒にいるのです？
あ…そ、それは…。
はぁ、もう結構。
あなたの話を聞いても頭が痛くなるだけです。
早急にその男を見つけて2度とメリル家に歯向かえないようにしなくては。
そしてそんな強力な魔法使いがいるということ自体、脅威ですから、対処をします。
は、母上！
もう少し話を…！
フェリシア…。
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・
・
あれ？
メッセージだ…。
あ！大家さん！
フェスティバルだって！
カネオくんも誘って一緒に行こうかな。
コンコン
誰だ？…あ、フェリシアか…
どうしたんだ？
会いにきたのか？
うん、あのね、フェスティバルに誘われたんだけど、カネオくんも一緒にどうかなって思って！
ああ、いいな、行こうか。
やったー！
じゃあ一緒に行こうね！
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同日
カスバ・ギャラリー前
大家さん！
誘ってくれてありがとう！
そろそろ荷物も片付いた頃だと思って誘ってしまいましたが、大丈夫でした？
うん！大丈夫！
あ！そうだ！
今日はね、フェリシアの素敵な人を連れてきたんだよ！
大家さんも知ってるかな？
カネオくんだよ。
…フェリシアさん、あの男が、なんですって？
え？フェリシアの…
いい人なの。
…フェリシアさん、プライベートを詮索する気もありませんし、私からあなたに忠告する必要もないと思いますが…。
私にはあなたが理解できません。
え？
彼とフェスティバルを楽しむならどうぞ。
私は一緒には楽しめそうもありませんから。
大家さん…？
カネオくん、待たせてごめんね。
ねぇ、カネオくんって大家さんと仲悪いの？
大家？さぁ、知らねぇな…会ったことないんじゃないか？
そっか…。
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ふふふ、ユーリケちゃんっていたずらの天才だね！
あら、そう言ってもらえるのは光栄だわ。
ユーリケっていたずらクラブ入ってるもんな。
そんなのあるの！？
まぁ、子供のごっこ遊びみたいなものよ。
あら？カネオ、どこ行くの？
便所
行ってらっしゃい！
ねぇ、フェリシアはまだカネオと一緒に住んでないの？
え！？うん、でも家もお隣だから毎日会えるよ。
カネオくんいつも遊びに来てくれるし。
ふぅん…あなたは行かないの？
え？うん、フェリシアは遊びに行かないかも。
緊張しちゃうし。
そうなの…。
あまり焦らさないであげたら？
焦らす？なにを？
ふふ、わからないなら別にいいわ。
忘れて。
…カネオくん遅いね…ちょっと探してくるね！
ええ、どうぞ。
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あ、いた！
…絵描いてる姿…素敵。
わぁ、カッコいいかも…。
あ！カネオくん行っちゃった！
カネオくんの描いた絵…。
これは…綺麗…。
チャリン
えへへ、お家に飾ってもいいかな…。
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ふふふ、カネオくんの絵また増えちゃった…。
しかもカネオくんが描いた絵まで…。
うれしいなぁ…。
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続く…
こんにちは、Rinです
今回はプレイログと物語の公開を逆にしてみました。
どうですかね？見やすいですか？
以前読んでくれた方がプレイログから読むのも面白かったと伝えてくれたのでやってみました。
実際のプレイ画面と似たような感じに見えますが、９割撮影し直してます。
プレイ中にもうちょっと使えるSSが取れたらいいんですけどね。
さて、物語もスローペースではありますが確実に進行してるんです、実は。
しかし公共料金払うまで出て行けないのでそれは我慢してもらってますが。
どのタイミングでカネオくんを世帯に入れるか迷いますね！
Thanks!
カネオくんをお借りしています！
本当にありがとうございます
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
RinのWavebox
スタンプありがとう
