こうなったのは全部雨のせいだ!
今日は午後から雨予報。
ヤスはテストでお昼で終わり。帰りは雨かも。
昨日化粧品のお客様を引き継いだ担当の人が辞めるので午後にまた挨拶に来る。
さあ、ピースはこんなもんかな。
12時すぎ。
まだ雨は降ってない。
社員さんから電話。
「化粧品担当の人がくりむしさんに話したいことがあるって。何時頃センターに戻る?」
『1時15分くらいかな。早めに担当戻るよ。』
先輩が
12時45分にお伺いする約束のお客様がいて、それまでに残りのお家を回ろう。
12時31分。
ヤスから電話。
「先輩にカッパを貸すから、迎えに来れる?」
『まだ回ってるから、1時15分とかになるけどいい?』
「大丈夫、先輩と待ってる。」
とは言ったものの、化粧品担当の人もその時間に来るよね。
とりあえず、社員さんに迎えに行くことになったから遅れると電話。
だったら急いで回っちゃわないと💦
時間指定のお家の前にもう一軒。
独居老人のお家に急いで行ったよ。
パラパラ雨が降り出した☔
毎週2回、お伺いしてて、門から玄関までもどういう構造なのかよく知ってる。
縁側沿いにいつも歩いていくんだけど、そこのコンクリに雨樋が出てるのは知ってる。
毎回避けて行ってるから。
少しでも時間を巻いて、早くヤスを迎えに行かなくっちゃ。
駆け足でいつも行くルートで、雨樋は飛び越えて…
ところが思いがけない刺客が\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
( えっ? なんかあるっ!)
ガンっ!
ヤクルトを2本手に持ったまま、前に思いっきり倒れた。
(マジかよ、また膝やったじゃないかーー!
今度は反対側っ!)
痛いってことより、また膝をケガしたことに対してめちゃくちゃショックで腹立って腹立って!
(膝が壊れたらどうすんだよォ!)
痛い膝を擦りながら、骨は大丈夫?
歩けるか?
膝を押さえながらヤクルトをお届け。
「どうした?転んだか? 大きな音がしたから。」
そうです、転びました。
「大丈夫か?」と、いなり寿司を半分分けてくれました。
いなり寿司を握りしめながら、何が起きたのか見に行ったら。
雨樋がズレてて、その横に炊飯器のお釜が…
多分、雨が降るから、雨水を溜めるのにそのお釜を雨樋の先に置いたんじゃない?
いつもはそんなの無かったから。
だから雨が降らなければ、それにけつまづいて転んで膝をケガすることはなかったんだよ。
なんてこった😭
雨が降らなければ。
ヤスが先輩にカッパを貸すことも無かった。
カッパが無いからと、ヤスを迎えに行く必要も無かった。
時間が無いからと、慌ててお届けすることも無かった。
雨が降らなければ、雨水を溜めるのにお釜を置くことも無かった。
雨水を溜めるお釜が必要無ければ、それにつまずいて転んで、膝を殴打することは無かった。
全部雨のせいだ!
全部回って、センターに戻って、車に飛び乗って、高校まで走ったさ。
『先輩も送ってくから、急いで用意しろ!』
「先輩は野球部の彼氏を待ってるって。」
どゆこと?
てっきり、同じ市内のバスケ部の先輩立とばかり思ってた。
だったら、待たせた上にカッパを貸すにしろ、迎えに来たから、じゃ、さよなら👋ってのは可哀想じゃない?
そう思って、時間が無いけど(化粧品担当の人が待ってるはず)ヤスを家に送る前に送って行ってあげよう。
そしたら彼氏がいる?
女の子?
学年がひとつ上のマネージャーなんだと。
野球部の部活が終わるまで、一緒に待っててくれって言われたから。
ヤスよ、優しいっちゃあ、優しいんだけど。
お母さんにもちょっとは優しくしてくれよ!
『 おかげで転んで膝をケガしたんだからねっ。』
一言言わずにはいられなかったよ。
「ごめん。」
ま、骨が折れても無さそうだし。
私ももっと慎重に行動すべきだね。
やっぱり痛いよ… なんでこうなる…( ˘•ω•˘ )
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