ご卒業おめでとうございます。 | 気ままに

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これからは、大好きな宝塚について、ざっくりばっくり素直に正直に思ったことを書きたいと思います。

嫌な思いをする方、いらっしゃると思います。
でも、書きます。

御了承ください。


宝塚歌劇団月組トップ娘役さんの愛希れいかさんがご卒業されましたね。
愛希さんを初めて知ったのはスカーレットピンパーネルのときです。
そのときは子役をされていて男役さんか娘役さんかさえ知らなくて。
ただ笑顔が可愛い子だなとしか印象が残らなくて。お芝居も私にはあまり響かなくて。
後々、好評だったということを聞いて「え?そんなに良かったっけ?」て思いました。
そのあと男役さんと知り可愛すぎる男役だなとなんだか違和感がありました。
でもジプシー男爵では娘役の役をしていて
「劇団は娘役にしたいんだろうな」とすごく分かりやすかったですね(笑)
そして結局、娘役さんに転向し新人公演でもヒロインをしあれよあれよという間に龍真咲さんの相手役としてトップ娘役に就任。
本当にこのときは劇団の考えていることが手に取るように分かりやすかった(笑)
でもお披露目公演がロミジュリなのは嫌だった。だってロミオが二人いるんだもん。
ジュリエットが二人なのも嫌だったのに。
お披露目公演としてまさちゃぴコンビさんには気持ちよくスタートをきってほしかった。
でも、私は月組さんのロミジュリは正直あまり好きじゃないというか、、、
ちゃぴさんのジュリエットが何故あそこまで絶賛されているのかよく分からない。
好き嫌いあると思いますが私はちゃぴさんのジュリエットは、イメージとしてはちゃぴさんにぴったりやと思います。でも歌とかお芝居とかは先ほども言いましたが響かなかったんです。
だからエリザベートを観に行ったときには驚いたんです。
「ちゃぴさん、まじやばい」って。(笑)
私が思っていたちゃぴさんとはまるで別人で。
もう立派なトップ娘役“愛希れいか”でした。
ガツンと、私の胸に歌もお芝居も踊りも響きました。
ジュリエットのときに残念と思った気持ちが一瞬でなくなるぐらい私にはとても衝撃的でした。
ここまで書いたら愛希さんのトップ娘役時代の作品をロミジュリしか見てないみたいになってしまいましたが他にもいくつか見ています。DVDですけど、、、
でもどれを見ても私のなかでは印象に残らなくて。なんか普通なんですよね。
だからエリザベートを見たときに本当に涙がでそうなぐらい感動して。
今までもずっと努力はしてきたんだろうけど不器用さん?なのかな?舞台で表現しきれていないというか殻にまだ入っている状態というか、、、
なんだろう、自分に圧力をかけすぎてそれが悪い方向に舞台にでている感じがしたんですよね。私からしたら。だから、この人は真面目すぎるから変に空回りしているのかな?って、めっちゃ上から目線ですけど思っていました。
でもそれがエリザベートでは感じられなくて役と共にちゃぴさんも解き放たれたのかなって。勝手に超上から目線で観ていました(笑)
もうね、本当に感無量です。
これからミュージカル界で活躍してほしい。
なにかに出演するなら是非とも観に行きたいです。



最後になりましたが、ちゃぴさん。ご卒業おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。