久々の小劇場。なぜこのお芝居を観ることになったのかを述べると学生時代まで遡って延々と語ることになるので、はしょります。大雑把かつカッコよく申しますとフランス文学の不条理演劇あたりが専攻で、週に一度以上は小劇場に出没してたの懐かしいよねみたいな感じです。
結論から言うと、とても面白かった。テンポが良く役者さんがキビキビしていて私の好きなお芝居でした。
場面転換暗転時の音楽が爆音過ぎて心臓がバクバクしたのと、ある一場面だけがやたらに冗長で、それまでのテンポが崩れてしまうところが残念でしたが、あとはかなり引き込まれて約二時間があっという間。満員でキャンセル待ちも出るくらいな人気でした。終演後の役者さんにロビーで面会できちゃう距離の近さや小さな劇場の黒くて埃っぽい感じは懐かしかったです。
1997年に起きたナホトカ号の重油流出事件から既に20年も経っていて、すっかり忘れていたけれど、その後の様々な災害、特に東日本大震災を経て当時の脚本のまま上演するのは大変に勇気の必要なことであろうと思われます。メッセージはダイレクトに伝わりました。
次回の公演も観覧決定。
8月1日(火)すみだトリフォニーホール『ピーターゼルキン氏リサイタル』についてはまた後日。
