春の終わり、5月。


我が地域では、

毎年5月の20日頃に

春祭りが行われる。



この祭りを

楽しみにしている

小4の娘は


今年は

自分の小遣いを持って

祭りに向かった。


我が家では

小学生は500円

中学生は3000円

高校生は5000円

が毎月の小遣いである。


娘の小遣いは

祭りの日、

400円ほどになっていた。



会場に到着した娘は

飲食店、ゲームコーナー、

様々な体験コーナーなどを

一通り確認した。


そして、

お菓子がもらえるゲーム(100円)か、

ふわふわかき氷(300円)かで

悩んでいた。


悩みに悩んで

出した結論は

「かき氷を買う」。


この日はとても暑かったこと、

大好きな

ブドウ味のシロップを見つけたことが

決め手となったらしい。


娘はとても嬉しそうに

かき氷を完食し

満足して帰宅した。



しかし、数時間後。


財布に残っている

小銭の額を数えていた娘が

突然泣き出した。


「ネックレスが買えないえーん


娘はワンワンと

激しく泣いた。


そういえば、

アマゾンで偶然見つけた

800円のネックレスを買うと

先月、宣言していたことを

私も思い出した。



私「かき氷を買う時に

ネックレスのことは忘れてたの?」


娘「うん悲しい


私「でもさ、お金と引き換えに

      かき氷が手に入って、

      美味しく頂けたわけだし。

      お金が減っただけではないよね。」  


娘「でもネックレスが買えなくなったぁえーん


私「でもさっきは、よく考えた結果、

       かき氷と決めたんだよね。

       ネックレスのお金は、今から

       貯めればいいじゃない?」


娘「えーんえーんえーんえーんえーんえーん



かなり後悔している様子。


娘はその後も泣き続けて

20分くらい経った頃、

寝てしまった。



今日の経験が

次に活かせると良いけれど。



食い道楽な娘の

お金のトレーニングは

まだまだ続く笑。



最後まで読んでくださり

ありがとうございます。


今日も心からの感謝と愛を。